ふくろももんがの『ももちゃん』が
ウチの子になってからぼちぼち4ヶ月足らず…
ちょうど、生後半年になる頃です。
はじめてももちゃんがウチに来たとき、
彼女は百均で売っとるような虫かごの中で、
自分をおっきく見せるために精一杯手足を伸ばして威嚇のポーズ。
アタシに近づいたら、痛い目見るわよッ!
とでも言わんばかりに、
『ジジジジジジジッ!』
ぜんまいまくみたいな声を発しとります。
が、
・・・ちっちぇ。
どんだけがんばっても、ポケットティッシュのサイズですわ。
もんのすごく臆病な子で、
ちょこっと物音がするたびに『ジジジジジ…』・・・
指でも出そうもんなら、
『風の谷のナウシカ』のキツネリスみたいに、
かぷっ!とやられます。
あれから幾星霜、
根気よくひいちゃんの手からバナナミルクを与え続け、
ケージに手ぇ突っ込んだら自ら進んで飛び乗ってくるようになりました。
毎晩恒例の飛行練習、ダーリンの手からひいちゃんの手へ。
たまに的がくるって、でぽちんめがけて飛んでくると、
決して落ちるまいと必死でツメをひっかけてくるんで、
でぽちんがバーコードのようになります。
ダーリンの頭の上に着陸することもあって、
そんときは、長い尻尾がちょんまげのようで、
ダーリン、まんざらでもなさそう・・・
ちっちゃかったももちゃんも、
今ではどでんとした風体になりました。
ふくろももんがって、独特の匂いを発するんですが、
生後半年くらいになると、
そいつが猛烈にパワーアップするらしい。
ウチの子の場合、ソレは、
タクワンというか、コンブと言うか…
そういうもんを、凝縮した匂い。
ウチは毎朝、お味噌汁食べるんですが、
味見の時、ついつい探り当ててしまう、
コブ出汁の向こう側におるももんがの匂い…
おおぅっ、
飛行練習の最中に、味噌汁にダイブしてしもたんかッ、
ももッ、ももぉぉぉぉ~ッ!!
思わず、お玉で鍋ん中を捜索してしまいます。
いったんももんがのコンブ臭を覚えてしもたら、
いつでも、どこにおっても、
探してしまうんですわ、アノ臭い…
スーパーで買い物しとっても。
食堂の前通っても。
最近、寒くなってきたもんで、
寒さに弱いももちゃんのために、
ケージの中にヒーターを設置。
そうすると、ももちゃんは
体の臭いをなすりつけながらヒーターの上でぬくぬく。
ヒーターで暖められた臭いは、部屋中にむんむん…
味噌汁の味見をするときは、
相応の心構えをもってのぞまんといかんようになってきました。
いざ、ももんが汁をば、食ってやる!
くぅぅぅぅぅ… … …
・・・たかが『味見』が『根性試し』になるとは、
思いもよらんかったわ。
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