テーマ:徒然日記(23462)
カテゴリ:スポーツ
6月は仕事に終われて一日丸々休みを取れる日がとうとう一日もなく、 疲労が蓄積されていくのを実感しながら活字を読むのも書くのも躊躇 っていた。 ブログの更新もW杯の差し障りの無い話題で数回書き込むので精一杯 であったのだが、そんな中で角界をとりまく騒動も静観していた。
NHKの放送は現段階では未定だが、条件付きでも名古屋場所が開催 される事が決定して安堵している連中も多いのだろう。 こんな事でいいのだろうか? 相撲協会も、特別調査委員会もマスコミも、自らがやっている事が茶 番である事を意識していないのだろうか?と不思議に思う。 角界と暴力団組織の関係の濃密性は数十年という単位でニュースを遡 ればいくらでも出てくる。特別調査委員会は賭博行為に暴力団組織と の関係性は無かったという認識を表明したが、今時に賭博や裏カジノ ・ノミ屋等の非合法なシステムの責任者・関係者に組関係の正規の構 成員が直接関わる事は殆ど無い。揉め事があれば所謂「ケツ持ち」的 に表に登場する事はあるが、暴力団組織は裏で静かにその売上金を吸 い上げ、その金が裏組織の運営費として裏社会の仕組みを一層堅固な ものとする為に使われるのだ。 こんな事はマスコミも、社会に出て少しでも垢に塗れた人間なら解か っていることだろう。そんな事に利益関係者全員で気付かない振りを して、実損を最小限に留め平和裏に万事を治め様とする姿勢は、余り にも日本的であり問題の根本解決を不可能にするものだ。 折角これだけの大事になったのだから、これを機会に一気に角界の浄 化へ向かえば良いものを「ごっつぁん体質」を捨て切れぬ馬鹿者共は まだ懲りないのだろう。 関係者を徹底的に調査して処分し、名古屋場所を中止にしてNHKの 放送を見合わせる位の対応をすれば、角界に限らぬ社会問題として 世論が喚起されただろうし、裏組織への牽制にもなったであろうと思 う。
このまま人身御供となる数人の関係者の処分で一件落着となり、結局 これまでと何も変わらないままなのだろうなと思う。
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