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2010.09.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類

一昨日観て来た「BECK」の感想でも書こうかなと思っていた

のですが、中国人船長釈放に端を発する巷での騒ぎが気になっ

て急遽の政治ネタになりました。

 

中国には領土問題の存在を既成事実化され、それにつけ込んだ

米国には「思いやり予算」の増額を要求され、国連には7200

億円もの拠出を約束させられ、世界中の国から円高を積極容認

され・・・我が日本国が何とも情けない状況に置かれている事

を嘆き、怒っている日本国民の声が聞こえて来るのですが、考

えてみれば我が日本国以外のこれ等の国家が国際社会の中でと

っている一連の外交上の「国策」は自国の国益を守る為の常識

でもあり、日本国の存在性と外交姿勢そのものの方が地球規模

では非常識・異端なのであろうなと私には思われるのです。

国際社会では「正当性」や「正義」など規範基準にはならない

し国連も国際司法裁判所もそんなものを頼りに決議や裁定は出

来ないでしょう。全ては大国、或いは国家間の枠組みを考慮し

た思惑の内でしか現実は進んで行かないのです。

我々が普遍的に認識している「正義」が理想的に機能する国際

社会なのであれば、金正日やジョージブッシュは当の昔に裁か

れています。

 

以前の日記でグローバル社会は綺麗事では無いと書きました。

グローバル化が齎す国家間での国益の衝突に派生する内政干渉

の連鎖やナショナリズムの台頭自体は当然の事であり、それに

対応する事こそが国家を預かる政治家の仕事です。残念ながら

今回の対中問題だけでなく、肝心の対米政策に関しても我が日

本国は独立国としての態は成していないと断じるしかありませ

ん。

振り返りヨクヨク考えてみれば、今日まで我が日本国の外交を

担ってきたのは外務省では無く、通産省(現経産省)と民間企

業でした。外務省は表面上代行してきたに過ぎません。過剰な

戦前の日本社会に対するアレルギーも手伝って戦後国家の成り

立ちの過程で国家という枠組みを希薄化しながら経済性のみ優

先して我々は豊かな生活を手にしました。良くも悪くもその結

果が現在の国際社会での「日本国の立場」なのです。

その豊かさを享受した日本国民全てに、現在の日本国の難題に

対する責任があるという認識の共有が「国家レベルでの意識改

革」の為には必要であり大前提であると私は思います。

捕らえ方によっては、我々日本国民が大きな代償を払ってでも

一歩前進出来るチャンスが現在到来しているのかもしれません。

日本的異端外交からの脱却は国家改革の為の急務だと思われます。

 

 

 

 






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最終更新日  2010.09.26 02:12:23
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