セイヤのblog

件のカンニング事件？について、今日になってマスコミ論調（特に朝日

系が）が「父親を無くした孝行息子が家庭の事情を鑑みて起した事件」

という方向へ持っていかれ様としている。

貧しい家の子弟が浪人をして、全寮制の予備校に入れるとも思えないが

、そんな事はどうでもいい。

マスコミが騒ぎ立てる程の不正でも無く、警察が介入する様な事件で無

いものを一大事に仕立て上げてしまった過ちを、謝罪もせずに「お涙頂

戴物語り」として誤魔化そうとしているのだ。

これは非常に危険な事である事を我々は理解しなければいけない。

今回の青年のカンニングという行為と彼の生い立ちは「関係の無い事」

なのだ。

これからマスコミは其の「関係の無い事」を無神経に穿り返して青年を

丸裸にして世間に晒すのだろう。今度は青年を悲劇の主人公に仕立て上

げて、自分達の非を誤魔化し保身を図る為だけに再び青年を傷つけるの

だ。

こんな愚挙に我々は視聴者としても加担してはいけないと思う。

「視点を違えるな！！」と、愚かな報道を見せ付けられている多くの人

々に言いたい。

今回の事件はマスコミの狡知を知る為の良い教材だと私は思う。