テーマ:徒然日記(23463)
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尋常でない量の震災被害家屋への対応に追われる中で、何とか父親の四十 九日と納骨を済ませる事が出来ました。 初めて我が家の墓の中を見たのですが、其処には出生して直ぐに死んだ私 の姉の骨壷が置かれておりました。 手のひらに乗る様な小さな骨壷を目にして何か切ない気持ちにさせられまし たね。
2週間近くも日記を更新してなかったんですね。 私的には4,5日程度にしか感じない忙しい日々でありました。
子供の頃から団体行動や集団が苦手だった私は現在でも、何でも一人で抱え て一人で遣ろうとする傾向があります。 父親の入院時の世話から死亡後の親族・知人・町会への連絡と対応、葬儀社 ・お寺さんとの打ち合わせ、相続に関する金融機関や役所関係の各種名義変 更・登記等をお金の管理を含めて、当然関係する人々の協力を得ながらでは ありますが、其の殆どを一人で取り仕切ったという事になりました。 建設関係の本業で忙しい思いをするのはダルイのですが、此の手の忙しさは 不思議と苦にならないので、元来の私は事務屋向きの人間であるのかもしれ ないなと現在思ったりしています。
殆どを自分でこなした事で、随分と諸経費の節約になりました。 今回の父親の死を機会に得たノウハウを「一人でやる葬儀から相続まで」とで もマトメれば、結構これから同じ事態に直面する人々の役に立つモノが出来る かもしれません。 死者を悼むと同時に、残された家族の今後の生活も大切です。 出費を抑えると同時に、他人任せにしない事で普段関わらない社会のシステ ムと関わる良い機会となる様にも感じます。 また、他者任せにするにしても、その大変さを理解する事で自分の「関係者へ の配慮」にも寄与するだろうと思われます。
今回の震災で多くの人が亡くなりました。 被災した人々は日々の自分の生活も侭為らないのに、加えて役所や金融機 関絡みの厄介な事務手続きにも難儀される事だろうと思います。 時限的法整備を緊急に行い、事務手続きの超法規的な「簡素化」を図る事も 震災対策として国の重要な施策ですね。
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