テーマ:徒然日記(23477)
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ともと私のブログは飛び飛びで、更新が滞りがちな鈍ら日記なのだが、 この処の無更新はこれまでと如何にも事情が違う。 未だに地元の住宅被害の対応に連日追われ、帰宅すれば連日誘発地震 で揺られ続け、頭の片隅には常に福島の原発の状況が居座り続けてい る。語るべき事は山の様にあるのだが、どうにも纏まらずにズルズル と成す術も無く時間だけが過ぎている感じなのだ。
今頃になって福島第一原発の事故に関して日本国政府はレベル7を告 知した。余りにも日本的な「情報の小出しによる責任性の拡散」その ままの流れだ。 諸外国は当の以前から日本政府の発表に懐疑的であり、3月の段階で 米国政府筋がレベル7、フランス政府と米国シンクタンクのISISがレ ベル6と発言していた事を考えると、日本政府と東電の対応は余りに もお粗末で、日本人として恥ずかしい。 其処には「自国民を守る」という国家と為政者の役割として一番大事 な姿勢、精神性が失われている現実を見て取れるのだ。 原発被災当初のスピーディーのデータを隠匿しておいて、今頃になって飯館 村を避難区域に指定する様なチグハグな空気が、被災民の心の傷に追い討 ちをかけているに等しい状況である事を、被被災者である我々は認識しなけ ればいけないだろう。 現在の様に、場当たり的な対処だけに終始する者を政治家とは呼ばない のだ。
被災後一ヶ月も経って未だ先の見えない被害者は元より、被災地で、原 発で、最前線で奮闘してくれている自衛隊・消防・警察・東電の技術者 諸君の事を考えると、この日本の指導者層の為体が本当に悔しく感じら れるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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