テーマ:徒然日記(23492)
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週刊誌の対談で評論家の佐高信が神学者ラインホルト・ニーバーの「神 よ、我に与えたまえ」の一節で始まるこんな言葉を紹介していた。 ニーバーは社会的発言により宗教界から批判もされた米国の牧師だが、 かのキング牧師などにも影響を与えた人物だ。
「変える事の出来ないものを受け入れる冷静 さと、 変えるべきものを変える勇気と、 そしてその二つを識別する事の出来る知恵 を 我に与えたまえ。」
此れは私の祈りでもあり、日本の祈りでもあり、人類の祈りでもある。
甚大な被害を齎した地震・津波という自然災害と、人災ともいえる原発 事故の脅威に直面し、今日までの価値観・ライフスタイルまで問われて いる我々には心に染みる言葉だ。 この「冷静さ」と「勇気」と「知恵」は、少なくとも為政者には備えて いて欲しい境地であるのだが、ニーバーが神に「与えたまえ」と祈る くらいだから、古今東西を問わず責任ある立場の人間が此の境地を持ち 合わせていると感じられた事は稀だったのだろう。 ましてや市井に於いておや・・・だ。
普天間の2014年の移設が断念されたというニュースが流れた。 彼の地の住民達は引き続き騒音の中で生命の危険に晒され続けるのだろ うか?。現状では、此れといった即効性のある効果的な手立ても無いの だが、大都会に電気を送る為に福島県に創られた原発と、日本の安全保 障の為(米国への輸出企業の為?)に沖縄に押し付けられた米軍基地と いう存在の根本が、同じ様に感じられるのは時勢の所為ばかりではない だろう・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 体調不良の為にパソコンに向かう事が出来ずにおりました。 震災以降の肉体的精神的疲労が一気に噴出した感じです。 まだ本調子ではありませんが、徐々に書いていくつもりですので宜しく お願いします。
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