テーマ:徒然日記(23461)
カテゴリ:雑談
パソコンを消して何事も無く寝たのが26日AM3時ちょい前。
3時間程寝て起きたら、2円以上円高に振れていた。 NYダウも大幅安・・・なんじゃぁ、こりゃ!!BY松田優作^^; 破綻寸前のイタリア総選挙結果予測に市場がネガティブに反応した結果だが、上げ続けて市場に溜まっていた売りポジションの圧力が「ここぞ!」とばかりに一気に噴出した様だ。 前首相のベルルスコーニもホトホト呆れた男だが、いろんな意味で彼はイタリアを体現している様に感じる。典型的な日本人気質から見れば、この場に及んでも能天気なイタリア人気質は何ともふざけたものに映るが、古には、かのギリシャの植民都市だった事を考えれば自国経済が破綻しようがユーロが如何なろうが大した問題だとは考えていないのだろう。 「フランス人は禁止された以外の事は何でもする」 「ドイツ人は許可された事しかしない」 「イタリア人は禁止された事にもやって良い事があると思っている」 これはヨーロッパでの各国のイメージとして言われている事らしいが、規範性に乏しくアバウトなイタリアの国民性を嘲笑しながらも、どこか憎めない好ましい感情も背景にはあるようで日本人の感性とは異質のものを感じる。欧州では厳格な印象のドイツでさえ、日本人から見れば仕事より人生を謳歌する気風に満ちている。フォルクスワーゲンの工場で休憩中にビールを飲みながら歓談している労働者を見て正直「いいなぁー」と羨ましく思ったものだ。 3万人近い自殺者を出しながら低賃金で喘ぎ働く日本の労働者・・・「そんなイタリア」が危ないとなればIMFを通じて日本の金も流れて行く事になる。倫理的には日本が正しく不条理な次第だが・・・結局、どっちが幸せなんだろう?と考えると遣る瀬無い気持ちにさせられる。 私は映画が趣味で、デ・シーカやビスコンティ、フェリーニといった古の大家には大きな影響を受けた。サッカーも好きで今でもセリエAの放送があれば観戦するが、イタリア人にとっての人生=サッカーという図式は日本人には理解出来ないものだと感じる。ダビンチを代表とする多くの芸術家・科学者・思想家を輩出したのも「そんなイタリア」と考えると不思議な感じがするが、「イタリア人をイタリア人たらしめるもの」の正体を突き詰めてみれば、日本人が幸福に生きる為に参照すべきものがある ・・・様な気がする^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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