テーマ:徒然日記(23460)
カテゴリ:雑談
NHKの朝ドラ「あまちゃん」にハマっている。
「可愛く」「明るく」「元気で」「楽しい」朝ドラらしい番組だ。 さすがは宮藤 官九郎、キャストも適役だと思います。 朝ドラはこうでなくてはいけません^^ 前作は遊川和彦氏の脚本だという事で期待しましたが、「本が駄目」「演出が駄目」「主役が駄目」の三重苦だった。大河の「平清盛」もコケていたのでNHKのドラマ制作部門も捲土重来を期してのクドカンの起用だったのでしょう。 グッドジョブです^^ 一方大河の「八重の桜」が、失敗作と言われた「平清盛」を下回る視聴率だというから驚き。原因は主人公と舞台である会津の地味さって・・・ これはキツイねぇ^^; 時代考証もしっかりしているし、私は可也面白いと思って視聴しているんだが・・・ 常識的に考えれば主人公は兄の「山本 覚馬」にした方が展開も面白くなるのだが、殆ど会津に居なかったので「ご当地ドラマ」にならないという事で却下されたのかもしれない。 ところが、狙いの「ご当地ドラマ」の舞台である会津や会津藩自体が地味なイメージで数字が取れないというのでは気の毒で寒い事この上無い。 歴史ファンとして私は会津に同情の念を禁じ得ないのです。 日本人の幕末における会津藩のイメージは「日本の近代化を阻んだ守旧派」 「スター軍団薩長同盟と大スター坂本竜馬の敵」「新撰組を見放した冷徹漢」 「不器用な頑固者」「朝敵」etc・・・といったところでしょうか? 「白虎隊」に涙したとしても、その責任の矛先は会津藩に向かってしまう。 朝廷に対しても幕府に対しても律儀に忠義を尽くしたのに、結局梯子を外されて騙し討ちの様に朝敵扱いされて討たれた会津藩。褒めずとも、同情くらいはしてもらっていいと思うのだが如何なのだろう。日本人の幕末明治という時代のイメージに圧倒的影響力のあった司馬遼太郎の責任も大きいかもしれないですね。 時代は遡りますが、江戸初期に名君と言われた奥陸会津藩初代藩主の保科 正之等はもっと評価されていいはずなのだが、小説や映像作品でもバイプレイヤーとして稀に登場するくらいのものです。 最近では「天地明察」で松本幸四郎が好演をしておりました。 話が逸れました^^; 兎も角、私は会津と会津藩の復権と「八重の桜」の視聴率アップを祈願します。 ドラマの内容はこれから面白くなって行くハズですし、本当の舞台は明治入ってからの山本兄妹の活躍です。 西島秀俊に続いて長谷川博巳も脱ぐ?かもしれないので女性視聴者も期待して欲しい(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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