テーマ:徒然日記(23454)
カテゴリ:読書
こんな記事を拾ってきました。
「村上さんのところ」・・・小説は生産性が低いと貶されます 村上作品は如何にも馴染めなくて小沢征爾氏との対談本しか完読していないのですが、この村上氏のご意見は支持したい。ここ二十年程の間、ほぼ実用書の類ばかり読んで来た私自身も「薄っぺら」な自分を実感しています。 歳の所為もあるのでしょうが「心の動く幅と深さ」が小さくなった様な気がするんですよね。「元々が薄っぺらじゃねえか」と言われれば其れはあえて否定はいたしませんが^^; 村上氏は否定しませんでしたが、小説を読む事が「生産性が低い行動」だと私は思いませんね。他者の人生を間接的に疑似体験出来る小説は「人間と社会を読み解く力」を養い、自分と社会の接点を再認識させてくれる様に思います。 作者の意図する処まで俯瞰して読めれば完璧かもしれません。 これはジャンルを問わずあらゆる分野の人間にとって効用であると考えます。 それでという訳でもないのですが、アンチエイジングの意味合いも込めて今年は文学回帰をしようと思い立ちました。先ず好きだった作家の全集の読み返しを一本軸に置いておくのが良いかなと考え当初は三島由紀夫を読み尽くそうと考えていたのですが、ネット記事のお奨めで谷口ジロー氏の漫画「坊ちゃんの時代」を読んでまことに面白く、私の漱石熱が懐かしく思い出され・・・で決定っ^^ 電子書籍kobo「夏目漱石全集・122作品⇒一冊」250円 250円て・・・良い時代になったものです。 私が過去に読んだのは20作品に満たないと思いますので楽しみ。 漱石に限らず、明治の文豪の作品は漢字や単語の意味で躓く事が多いのですが電子書籍ならそのままクリックしてネットで検索しながら読み進められるので便利です。 これを軸に古今の作家の作品など織り交ぜながら今年はリハビリですね。 出来れば村上春樹氏を一冊でも完読できれば・・・^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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