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テーマ:KIMONO LOVE(433)
カテゴリ:染元・温故知新-職人の様子-
今日は無地染めの紹介です。
10配色を染めます、10配色の中で外せない色は やはりピンク系なのです、その中でも桜色です。 桜色は昔から日本人が愛好された色です。 満開の桜の木の下にいると萌え~としますね。 とは言ってもこのような淡いピンクには、一斤染(いっこんぞめ) と言う色名も残されています。 昔濃い紅染は裕福な身分の高い人にしか許されない色であったため 低い階級の人達に、この程度の色まではよろしい、という意味の 聴色(ゆるしいろ)がきめられていた。 布一疋を紅一斤(約600g)によって染める一斤染は、紅染の 願望を抑圧した階級差別の象徴のような色名ですね。 当時の人達のピンクに対する感情は、現代人のそれとはかなり 違う屈折したものだったようですね。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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