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テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:子ども
夕方6時過ぎ、それまで機嫌よく遊んでいた次女が急に「耳がおかしい」と言い出した。
左耳が聞こえにくいと。 「だから、水が入っているかと思ってポンポン(プール入った後などに頭を傾けて手で頭をポンポン叩くこと)したんだけど治らない」 それを聞いてすぐに中耳炎かもと思った。 しかし病院へ行くのは少し躊躇した。 お風呂も入ってパジャマに着替えてすっかり寛ぎモードとなっているのに、着替えてこの寒い中長女と次女を連れて行くのは大変。 加えて、耳鼻咽喉科となると駅前まで行かねばならない。 それほど痛がってないし、もしかしたら中耳炎じゃないかも?明日朝一番でも大丈夫かな~?と、とりあえず夕食を食べさせる。 夕食を食べている間もそれほど痛がりもせず食べていたので大丈夫かな~と思いながら様子見。 しかし、「食べたら耳が変な感じがする。ちょっと痛い」と言うので、まさに中耳炎だろうな~という思いが強まる。 本当に中耳炎となると今日一晩ガマンは絶対ムリだと思った。 私も3年ほど前に急性中耳炎になったことがあり、それはそれは痛かった。 夜中熟睡している時に耳がバチン!と鼓膜が破れたのではないかというような衝撃で目が覚め、その後とてもじゃないが寝ていられるような状況ではなくなった。 その時は、バファリンを飲んで少し痛みを抑えて、朝まで起きていた。 私がそんな経験があったので、絶対に今夜一晩ガマンなんてさせられないと思ったので、耳鼻咽喉科の診察券を探す。 見ると受付は19時まで。 ネットで受付ができる病院なのだけど、ネット予約は18時半まで。 それ以降は直接出向いて受付しなければならない。 時計は、18時40分。 医院まで自転車で10分ほど。 慌てて着替えて濡れた髪を乾かしてスッピン状態で家を飛び出す。 長女と次女を置いていくのはかなり心配だったけれど、二人に外出の用意をさせる時間もないし、何よりネットで待ち時間を見ると1時間もあるので、連れて行ってもずっと待っておかなければならないのは大変。 又、元気な長女を寒い中連れて行くのも控えない。 それなら、私だけでまず受付に行って一旦帰ってきて行く方がいい。 多少の不安はあるが、テレビを見させて、絶対にこの部屋から出ないように、チャイムが鳴っても出ないようにと言い含めて飛び出す。 家を出ると地面が濡れている。”うお!雨降ってる!自転車で行けない?間に合わないやん!” しかし屋根のないところに出てみるとなんとかやんでる様子。 よかった! と、自転車に鍵を差し込むと、キーが回らない。 ムッキー!なんで??? そういえば、今朝、自転車のロック部分が取れそうになっていたから自分でネジで付け直したんだっけ。 まさか、そのせい??? まわらなーい!!!ムッキー! と、突然キーが回った。 ヤッター! だいぶロス。 慌てて自転車を漕ぎ、猛スピードで病院へ。 通常10分近くかかるけれど、5分で着いた。 19時2-3分前。 まぁ、事前に電話連絡していたので、少しぐらい過ぎても大丈夫だったかもしれないけれど、受付終了だからとNOとお役所仕事みたいな病院もたまにあるから。 なんとか間に合った。 診察券を出して、再び家に帰るべく自転車に。 残してきた二人が心配なので夜道を猛スピードで。 完全に乾かしきれなかった髪が冷たい風に吹かれて、首筋が冷える。 痛がっているだろうかと帰宅すると、二人一緒にリビングで横になりながら大人しくテレビを見ている。 長女も心配して次女のそばに添い寝してあげていたよう。 ネットで待ち時間を確認。 19時半頃に行ったらいいような気配。 さて、今度は長女をどうするか・・・。 今度は行って戻ってくるだけじゃないから、ちょっと時間がかかるし、その間長女だけ一人家に残して出るのはかなり心配。 その間にダンナが帰ってきてくれればいいのだが・・・。 受付をしに行く前にダンナにメールをしていたのだが、そのダンナから帰るメールが。 どうやら19時半に帰ってきてくれそう。 長女の心配は大丈夫なよう。 待機している間、痛みが増してきたのか涙目となっている次女。 まだ待ち時間20分以上あるけれど、家にいてても痛がるだけ。 病院に行けば、これだけ痛がっていたらもしかしたら早めに診察してくれるかもと少し期待し、まだダンナも戻ってきてないけれど、長女にもうすぐパパ戻ってくるからと言って出かけることに。 すると、ちょうどダンナが帰宅。 ジャストタイミング。 益々痛がる次女を連れて病院へ。 着くと、次の次の順番になっていた。 待っている間痛がって泣いている次女。 心配して看護婦さんが見に来てくれる。 そして殆ど待つことなく診察。 結果、やはり急性中耳炎。 モニターに映し出された耳の鼓膜が真っ赤になっていた。 冬休み明けからずっと鼻が出ていたので2週間前から近所の病院に通っていたが全然よくならず、薬を飲んでいるにもかかわらず、特にここ1週間鼻水や咳がひどくなってきたので、病院を変えようかと思っていた矢先だった。 考えてみれば、通院していた病院、耳も見てくれなければ鼻も吸ってくれていなかったっけ。 以前まで小児科のみを標榜している子どもクリニックをかかりつけにしていたのだが、そこではちゃんと耳の中も見てるし吸引もしてくれる。 しかし、そこまで行くには急な坂を2-3越えて、自転車で15~20分ほどかかる。 車のない我が家(そもそも私完全ペーパーだし)には大変だし、それに習い事が多くなかなか行ける日もなく夕方が忙しい我が家には行くにはかなり厳しい。 鼻水だけなら、と私が行っている病院に最近は連れて行っていた。 しかし、それが間違っていたな~。 耳鼻科の先生にも、「病院にかかってたならここまでなる前に何か言われなかったですか?」と聞かれた。 いや~耳は見てもらってなかったですからね~。 たまに「耳は痛くないか?」と聞く程度。 自分のラクを優先して近所の病院に通っていた私のミスだわ~。 ごめんよ~、次女。 しかし、仮にも「内科・小児科」と標榜しているんだからちゃんと診て欲しかったもんだ。 もう行くもんか。 耳鼻科で嫌というほど吸引されてクッタリした次女。 ここの先生、鼻水を完全に取ろうとするから、結構強引な吸引なのよね。 それがイヤだという人もいて違う耳鼻科に変えたという話も聞く。 ま、私もそう思わなくもないが、ちゃんと取った方が鼻にもいいだろうし、他に耳鼻科もないからここに来てるわけだけど。 今回そのしつこい吸引で、次女が何度も嘔吐をしそうになる。 私が「この子吐きやすい子なんで・・・」と言ってもいつまでも吸引。 私が診察台に座りその上に次女を抱えて羽交い絞め状態。 頭は看護士さんに押さえつけられ身動きのできない次女。 そんな状態の次女も、吐いてはまずいと思って、涙目になりながら何度も耐えている。 「大丈夫。ガマンしてる」と。 いじらしいじゃないの。 吸引完了して、なんとか持ちこたえた次女。 ヤレヤレとおそらく次女も思ったことだろう。 すると喉を見ようとふいに喉をこじ開ける先生。 途端にガマンしていた次女がついに戻してしまった! 幸い、受け皿をしていたので抱えていた私にも周りにも飛び散ることもなかったのだが、先生の飛び退きようったら。 いや、まぁ、人の吐しゃ物なんてイヤなのは分るけどね~。 もう少しソフトなよけ方ってあるだろうに。 先生、2mぐらい後ろ飛びだったよ。オーバーでもなんでもなく。 機材に、ガシャシャン!と当たってた。 看護士さんは平然と受け皿持ってくれているのにね。 ここまでくれば私にはもう笑い話だけど、あそこまでだと、ムカッっぱら立つ人は立つだろうな~。 吐く言ってるし、次女もガマンしながらも何度も吐きそうな状態だったのに、あんな急に喉をこじ開けられたらそりゃ吐きもするわいな。全くね~。 痛さと吸引・嘔吐のショックですっかり歩く気力も失せへたり込んだ次女を、私が院外薬局へ薬を取りに行く間、看護士さんが見ていてあげると言ってくれたのでお願いして薬を取りに。 10分後戻ってくると、すっかり店じまい状態で看護士さんも帰宅の準備バッチリ(我が家が最後の患者だったので)で、私を待っていた。 どうやら次女は泣き疲れて寝てしまったよう。 看護士さん達にお礼を言って帰る。 本当はこのまま寝かせてあげたいけれど、自転車なので自転車に乗る時に起こして帰宅。 帰宅すると20時半。 長女には寝ておくように言っていたのだけど、どうやら心配して起きていたらしい。 「一応心配やったん?」と聞くと、「一応じゃない!めっちゃ」と返ってきた。 優しい長女だな~。 次女に痛み止めを飲ませる。 徐々に薬が効いてきて痛みがひいたらしく、次女も安心して大人しく就寝。 ヤレヤレ・・・。 それにしても病院が開いている時間帯でよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 5, 2008 08:01:43 AM
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