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テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:病気
2月分の投稿ができなくなっているので、3月1日~3日にまとめて書くことにした。
普段なら、こんな風に無理矢理過去に遡ってまで書くことはしないが、2月は色々なことがあったので、書くことにした。 2月15日(金)の日記 ダンナが一泊旅行にでかけた。 ってことで、友達と飲み会。 近所の和食屋さんで単品料理を何品かとビール。 幸せ。(^^♪ 和食屋さんの後、友達の家に場所を移して夕方から持ち寄り飲み会を開く。 16時頃から22時頃まで楽しい時間を過ごした。 ええな~。楽しいな~。 こんな時間がずっと続けばいいのにな~。 が、そんな幸せな私の気持ちが帰宅の際、ブッチリと折られる。 文字通り、折れたというか割れたというか。 それは後で書くことにして、↑のせいで、この日、二人の子どもはこのお宅に泊まることになった。 私は一人で家に帰った。 真っ暗な中、真っ暗な誰もいない家に。 子どもが生まれて以来、子どもと離れて一晩過ごすなんてこと一日たりともなかったので不思議な気持ち。 いつも子どもと三人川の字で寝ている布団もこの日はなんと広く感じたことか。 2月16日(土)の日記 <足が・・・!> 前日、友達宅での飲み会でさぁ帰ろうと立ち上がった時。 ん????足が痛い。 ヒザが痛い。 ヒザが、くの字になったまま真っ直ぐに伸びない・・・・。 どうにもこうにも伸びない。 半分酔いも手伝って、屈伸してみようとしたが痛くてできない。 何がどうなったのか分らないが私の右ひざに異変が起こったのは確かで、こんな状態で子ども二人を連れて帰るのもままならないので、急遽友達宅に子どもを泊まらせてもらうことに。 帰宅してからお風呂に入るのも一苦労で、寝るのも一苦労。 お布団の重みでヒザが痛い。 お布団の重みといっても、結婚当初奮発して結構高い羽毛布団を購入したので、ふんわふんわでとっても軽い。 それでもお布団の重みが辛い。 なので、寒い時期だというのに、足を布団から出して寝た。 それでも、翌朝になれば治っているんじゃないかと思っていた。 が、治っていなかった。 朝一番で近所の整形外科へ行く。 近所といっても徒歩20分近くかかるところなので、歩くことも困難な為、自転車で片足運転で行く。 レントゲンを撮っても骨は異常なし。 触診されて、「もしかしたら半月板をやったかな~」と。 半月板はレントゲンでは写らない。 MRIを撮ってくるようにと言われる。 MRIはそのへんの開業医ではない設備なので、他の病院へ撮りに行かなければならない。 場所は、自宅から電車を乗り継いでドアtoドアで1時間近く。 予約時間は夕方4時とのこと。 とにかく、子どもを預かってもらっているので、子どもを迎えに行かなければ。 友達にも迷惑をかけちゃう。 そのまま友達のお宅へ。 心配して出迎えてくれた友達。 すぐにでも子どもを連れて帰ろうと思ったが、MRIを撮りに行っている間も預かってあげるなんて、とってもありがたいことを言ってくれた。 昨日預かってくれただけでも十分なのでとっても申し訳なかったけれど、確かにこんな足で子ども二人を連れて行くのは大変なのでお言葉に甘えさせてもらった。 結局、この日も夕食まで食べさせてもらって、私がMRIの病院から帰宅してから、車で子どもを自宅まで送ってくれた。 本当にすっごく助けてもらった。 ありがたい存在。 で、夕方MRIを撮りに。 初めてのMRI。 すっごくうるさい。 工事現場みたいな五月蝿さ。 所要時間20分ほどかかった。 その間、ヘッドフォンで音楽が。 てっきり穏やかな曲かと思いきやハードロックだかヘビメタだかそういううるさい系の洋楽。 考えれば、それぐらいハードでないとこのMRIの音を紛らわせない。 MRI代金7300円なり。 そういえば、午前中整形外科に行った時には4600円かかったっけ。 一日で医療費一万越え!!! 写真が出来上がって、整形外科に送られてくるのは翌週の水曜日の午前中だと言う。 それまでは、このヒザを抱えたまま数日をすごさなくちゃならない。 早く水曜日が来てくれと願う私だった。 2月18日(月)の日記 <人生初めての松葉杖生活> ヒザは相変わらず痛くて、少しでも動かすと激痛が走りその度に思わず悲鳴をあげる。 ほんっとに痛い。 こんなに痛いのに、よくま~翌日には勝手に治ってるかもなんて思ったもんだ。 私ってばアホ。 次女の園への送迎をしなければならず、足を引きずりながら行く。 引きずりながらといっても、右足は地面につけることが難しいほどくの字に曲がった状態なので、どうにもこうにも歩き難い。 又、右ひざをかばいつつで変な歩き方の為、腰や太ももやお尻など他の箇所も痛くなってくる。 さらに、私は左かかとに踵骨棘という爆弾を抱えており、少しはよくなってきている左足なのに、これでまた右をかばうあまり左かかとが悪化しないとも限らない。 ということで、整形外科へ行って、松葉杖を借りることに。 今思えば、私から言うまでもなく、何故病院側から言ってくれなかったのか? 最初、近所の開業医に行った時、松葉杖のまの字も出なかったので、これで松葉杖を貸してと言うのは「オーバーなヤツだ」と思われるかな~と思って言い辛かったんだけど。 実際、開業医のドクターから「いるか?」と言われたので、「左踵も悪いので」と言ってようやく納得してくれたほどで・・・。 しかし後日、総合病院へ行った際、しばらく松葉杖なしで歩いていたと言うとドクターに「よくこの状態で松葉杖なしで行動してたな~」と驚き&感心された。 松葉杖借りて正解だったんだ。 松葉杖の保証代として7000円支払う。 一日100円で計算され、松葉杖を返却する際に差額分は返却される。 結局、今週土曜日まで使用して、600円。 6400円は後に戻ってきたが、今回の件でMRIといい、お金がかかった。 これから、まだまだお金がかかってくるのだけど・・・。 この病院からの帰りに家の近所の道路の横断歩道を渡っていたらクラクションが。 振り向くと信号待ちしていた車からテニス友達が。 車内に数人乗っている。 松葉杖をついている私を見て、車から「どうしたん?」と声をかけてくれる。 まだ診断は出てないけどほぼ半月板損傷ということだろうし、でも、はっきりまだ分らないし、もう信号も変わるから端的に答えないといけないしと、1-2秒の間に頭の中でグルグル回って、結局私が答えたのは 「骨折!」 途端に、「えーーー!骨折!」という友達の驚愕の叫びが、信号が変わり発進した車から聞こえてきた。 ”ま、半月板も骨のようなものだし、骨折でも間違いではないよね” 2月20日(水)の日記 <診断の日> 指折りこの日を待ちわびていた私。 ようやく、MRIが出来上がって診察してもらえる。 診察してもらえたら、この痛みから解放されるとさえ思っていたからとにかく早く診察して欲しかった。 実際は、診察だけではどうにもならないんだけど、待機状態よりは前進する。 この日は次女の幼稚園がお休みなので、次女を連れて整形外科へ。 ここでの診断の結果、「やはり半月板損傷やな~」と。 しばらく診察室で色々なやり取りをした後、大きな病院宛てに紹介状を書いてもらう。 事前にネットでヒザ専門医を調べていたのでそのドクターを求めて。 一旦帰宅してそのドクターの診察日を調べると、まさに今日の午後。 これを逃すと次は月曜日まで診察日がない。 こんな状態でまた月曜日までガマンなんて到底できない。 ってことで、次女に昼食を食べさせ、14時に帰宅した長女をランドセルを投げるようにして家に放って、待たせておいたタクシーで最寄り駅まで。 15時までに受付を済まさないといけない。 電車とタクシーでなんとかギリギリ15時までに間に合う。 持参したMRIを見てもらった瞬間、「即、手術」と。 「え?」一瞬耳を疑う。 だって、午前中に行った開業医では、大したことないと言われたから。 少しヒビが入っているだけだから、これなら手術しなくても大丈夫かもとも。 「家事などの日常生活なら注射や薬などで何とかなるんちゃうか~。」と。 テニスも競技的にハードにするんじゃなく、軽くする程度ならサポーターをつけてなんとかなるかもな~と。 だったら何故、総合病院へ来たかというと。 耐えられない痛みで、薬や注射でどうにかなるんだろうかという不安と、「MRIだけでは、本当に詳しいことまでは分らない」という開業医の言葉。 だから、もう少し詳しく検査してもらおうと思って総合病院に来た。 それが即手術という返答が返ってくるのは驚きだった。 開業医での↑の件を言うと。 「ヒビ程度で激痛とか足が伸びないなんてことになるはずがない」 「ほら見てみ」とMRIで説明されると。 半月板が半分にぱっきり割れて、割れた半月板がヒザの関節の中に入り込んでいる。 そのせいで、足が伸びなくなっているのだと。 どうやら、開業医のドクターは、割れて残っている部分だけを見ていたようだ。 ドクターに説明されて、もう一つの半月板の大きさと比べると素人目にも明らかに半分しかないというのが分るのに、開業医のドクターは何で分んなかったのだろう??? ヤブ? そして、もう一つ。 前十字靭帯断裂という診断も。 開業医のドクターは「MRIを撮ったクリニックからは前十字靭帯も損傷してるって連絡あったけど、ワシが見る限り大丈夫そうやけどな」って言ってた。 誤診やん! 私がテニスに復帰したいと願ったから総合病院へ来たけど、そうじゃなかったらどうなってたんだろう? とにかく、薬や注射でどうにかなるもんじゃない、すぐに手術しなければならないと言われた。 ちなみに、前十字靭帯と半月板の手術、私の場合同時に手術はできなくて2回に分けてしなくちゃいけないと言われた。 まずは急を要する半月板の手術から。 明後日入院、明々後日手術となった。 しかし、この病院、満床で空きが全くない。 なので、このドクターが、バイトというか予約診のみ行っている病院へ入院・手術となった。 オペはこのドクターがやってくれるものの、入院は他病院となる為、その病院へ手術前検診をしに行かなければならない。 ここまでの待ち時間でも既に疲れ果てた子ども達。 すっかりグダグダになってる。 この上、また電車を乗り継いで行かなければならないとは! 子どもを奮い立たせてタクシーと電車で入院する病院へ。 途中子ども達に本を買ってやる。 本でもなければ大人しくしてない。 病院へ着いたのは17:10頃。 診察開始は18:00から。 採血・尿・心電図・腰と胸のレントゲンを撮り、会計をし、入院時の説明などしてもらって終了。 終わったのは19:20。 帰宅はタクシーで。 2020円かかった。 この日、一体何回タクシーに乗ったことか・・・。 タクシー代だけで5000円以上かかった。 そういえば、松葉杖をついて疲れ果てた子ども二人連れたママという図が気の毒に見えたのか、タクシーの支払いの際、小銭がなかなか見つからなかった私にタクシーの運ちゃんが「いいよ、いいよ、小銭は。大変やろ」と言ってくれた。 「そんなん悪い」と小銭入れを尚もゴソゴソ探していると、「ほんまにええから。今日は他のお客さんからチップももらったしほんまええねん」と。 ありがたーく、お言葉に甘えさせてもらった。 タクシーの運転手、中には横柄な人もいるけれど、いい人もいるね。 感謝、感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 8, 2008 11:45:50 AM
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