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Mar 27, 2008
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テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:病気
手術当日。

朝から絶食、絶飲。

今回も当日朝までにお通じがあれば浣腸はしなくてもいいとのことで、前日も当日朝もあった私は省略。


手術30分前になって点滴開始。
手術着に着替える。

こうなると、手術慣れして比較的平静を保っていた私も、これから手術するんだと実感し、少しばかりソワソワする。


13時5分前になりストレッチャーに乗り、手術室へ。
手術室は2枚扉になっていて、1枚目と2枚目の扉の間で、前回同様、病棟の看護士さんからオペ場の看護士さんへとバトンタッチ。
名前の確認と手術する足の確認。

オペ場のストレッチャーに移動。
今回は自分で移るように言われる。
前回は足が不自由だったから3人がかりで運んでくれたのかな。



このオペ室前でゴチャゴチャやってる間に、執刀医のドクターがスーツ姿で入ってきた。

どうやら、今病院に着いたばかりらしい。


”え?先生。今ですか~?めっちゃギリギリじゃない”



そういえば、私の手術、無理矢理この日に決めてくれたっけ。

基本的に、この病院、木曜日は整形の手術の日ではない。
加えて、このドクター、ここの常勤ドクターではない。
違う病院の常勤ドクターで、金曜日の夜に予約診だけして、土曜日に手術している。
だから月~木と金の日中は常勤の病院に勤務している。

でも、私が「春休み中にしたい」と強く希望を言ったので、できるだけ新学期に退院がずれ込まないように配慮してくれた。
希望としては、先週の土曜日に手術が一番よかったのだが、この日は学会か何かがあったようで・・・。
で、月~水は常勤の病院の診察日なので、抜けるわけにいかない。
なので、木曜日に入れてくれた。

「有休取っていくわ」と言ってたっけ。


13時からだから、午後半休でも取ったのかな?^m^



そうこうしてるうちにオペ室へ。
ストレッチャーの進み方からして、前回とは違うオペ室へ移動してるな~と視線をキョロキョロ。
そんな私の思いを察したのか、看護士さんが「前回とは違う場所ですよ」と。

やっぱり。

”お、今回の場所は、なんだかこじんまりしたオペ室だな~”と思いながら、ストレッチャーからベッドへ移動するように言われて、従う。
ここでも、自分で動ける私は自力で移動するように言われる。

えっちらおっちら移動。
なんせ、オペ室のベッドってとーっても細い。
体分の幅しかない。
気をつけないと落っこちそう。

ま、考えてみれば当たり前か。
幅広のベッドだと、手元が遠くなって手術しにくいもんね。

でも、これ、すんごい太ってる人もこの細さなんだろうか?



移動した途端、手術着の肩のボタンをはずされて、心電図の吸盤やら脈拍を測るものやらなんやらかんやら色々つけられる。
あれよあれよという間に、麻酔をうつ準備がされる。

その間にさっきスーツで来た先生が、着替えて来ていた。
「先生、よろしくお願いします」と挨拶。
「元気そうやな」とかなんとか、何か声をかけられたけれど、忘れた。


手術する方の足を確認し、その足が下になるように横向きになって丸くなるようにと言われる。
この丸くなるのが難しい。
下になってる肩を入れてとかもっとおへそを見てとか。
体の柔らかい人ならラクにできるんだろうか。


今回も先生上手にしてくれて、あんまり痛くなかった。



しばらく横向きのままで。

腰椎麻酔は、手術する方を下にするとそっちに麻酔がかかりやすくなるらしい。
だから、右足を手術する人は右を下に、左足の人は左を下にして横向きになるそうな。

ちなみに、帝王切開はすぐに上向にされた。


じわじわと腰から温かい感覚になり、段々どしーんと足が重く感じられ、最終的には足先も動かなくなってくる。

途中、消毒綿で麻酔の効きを確認しながら、結局20分間横向き状態。

いよいよ手術開始。
両手は横に広げ、縛られる。
足は消毒されてる。

カチャカチャ器具の音がする。
ふと足元を見ると、ドクターがなんか大きな器具を持ってる。

”やだ~こわい~”と顔色を変えていると、
「足の台をセットする為のものですよ」と看護士さんが声をかけてくれた。



痛くはないが、手術してるんだろうな。
なんかされてる~という感覚があるから。
想像すると気分悪くなってくる。



手術は2時間ほどで終了。

結局、今回も手術中ずっと起きていた。

プロポフォールという全身麻酔時にも使われる眠たくなる薬を点滴から投与されたのだけど、全然眠らなかった。
「先生、意識しっかりしてるんですけど~」「全然寝られない」と訴え、いつまでも私が起きてるもんだから、2回ほど薬剤を追加してくれたが、結局最後まで眠らず・・・。
最後の方は若干ぽやや~んとして、視界から色彩がなくなりモノクロ状態になったけれど、意識がなくなることはなく。

ドクターも「大の男でもガーガー寝てしまうはずやねんけどな」と驚いていた。



ちなみに、プロポフォールについて、ウィキペディアには、”投与開始後速やかに作用が発現し、投与された患者は数十秒で意識を失う”って記載されている。


ストレッチャーで病室へ向かう。
エレベーターに乗り込むとドクターも一緒に。

・・・って!先生、もうスーツ姿に戻ってる!はやっ!

そのまま一緒に病室まで来て、「手術は滞りなく終わったから。今は意識はっきりせんやろから、また明日」と簡単に説明して帰っちゃった。

さよなら先生~。先生、忙しいのね~。



何はともあれ、終わった、終わった。












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Last updated  May 22, 2008 10:41:27 AM
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