★女３人はややこしい★

May 27, 2008

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カテゴリ：子ども

女３人の世界って何歳でもややこしい。

以前までは長女と仲良し友達Ｆちゃんだけで遊ぶことが多かったのだが、最近Ｕちゃんという子が加わることが多くなった。
同じマンションなので以前からたまに遊ぶこともあったが、この子がとっても仲良くしていた友達が４月に引っ越して以来、最近一緒に遊ぶことが多くなった。

そうなると、女３人。
女３人っちゅーのは、ややこしいことが起こる。

今まで長女とＦちゃんだけだった時は問題なかった。
長女も楽しく、よく外に遊びに行っていた。

しかし、ここ数日あまり外で遊びたがらない。

不思議に思っていたら、どうやらローラーブレードのせいらしい。

ＦちゃんとＵちゃんはローラーブレードを持っているらしく、遊ぶというとそれで遊ぶらしい。
持っていない長女は、当然、見ているだけになる。
二人でキャッキャッ遊んでいるのを見ているだけ。
それでつまんなくなって帰ってきたということがあったのが先週。

そして、今日。次女のお迎えで、長女の下校にちょうど出会ったので、一緒に帰ってくる道すがらの出来事。

Ｆちゃんとその子が遊ぶ約束をしている。
長女は火曜日は習い事日だが、それが終わってから遊ぼうかなという気があったよう。
二人も「ピアノが終わったら遊ぶ？」と誘ってくれている。
しかし、長女としては気になるところが何で遊ぶか？ということのようで
「何して遊ぶの？」と聞くと、二人とも
「ローラーブレード」と。
「○○（長女）ちゃんも来てもいいけど、でも、ローラーブレードは貸せないよ」
途端に歩調が遅くなる長女。

すっかり二人から離れて後ろを歩いている。

二人と別れて、長女と二人だけになってから。
「シート持って遊ぶとも言ってたからごっこ遊びとか他のことして遊ぶんじゃないの？」
「ごっこ遊びの時もローラーブレードの話やもん」

どうやら、ローラーブレードをテーマとしたごっこ遊びらしい。
持っていない長女と持っている二人という設定のごっこ遊び。
ごっこ遊びというより、リアルな話やん。

「じゃあ、たまには他のことして遊ぼってあんたから誘ってみたら？」
「そんなんムリ」

どうやら、そういうことは試みたことがあるらしい。
しかし、２対１では、ムリ。
よほど我が強くなければムリだろう。
ま、私が同じ立場でもできないだろうな。
せいぜい、１回は言うだろうけど、それでダメなら自分が引いてしまう。

そういえば、以前「私がリーダーね！」と皆に命令して、「それはおかしい」と言った長女を仲間はずれにした子ならこんな時自分の思い通りにできるんだろうけど。

すっかりブルーな表情。
それでも習い事の前に宿題を黙々と済ませようとしている。

習い事に行って、帰ってきたのが４時。

するとチャイムが。
出てみるとＦちゃん。
「Ｕちゃんと３時半に遊ぶ約束してたけど来ないから一緒に遊ぼ」と。

長女もＦちゃんだけならということで外に出た。
しかし、その時ちょうどＵちゃんが出てきて、Ｆちゃん、ピューとＵちゃんの方へ駆けて行った。
なんじゃそりゃ。現金な子やな～。

長女も二人一緒なら行かないと家の中に入ってくる。
「ローラーブレードでも、一人と一人ならいいんだけど、二人揃うとちょっと・・・・」と。
そうよね～、うん、うん。よく分かる。

しかし、Ｆちゃんが誘いに来て、少しキラリンとした表情になったのに、こんなことがあって、さっきよりもさらにブルーに。
２度パンチくらったような感じ。

明日行こうと思っていた耳鼻科に行こうと誘って出かけることに。

病院はすぐに終わった。
さて、いつもならこのまま家に帰って、さっさとお風呂に入ってご飯食べてとするところだが・・・。

「スーパー行ってゲームでもしようか」と、いつもなら絶対しないメダルゲームに連れて行ってやる。
以前やったのはいつだったか？１年前？それぐらい普段はしないのだが。
２００円分ずつのコインを渡して１時間ほど遊んでから帰った。

帰りながら、「はー。めっちゃ楽しかったわ～」と嬉しそう。
少しは気分転換になったかな？

それにしても、ＤＳなど持っていないと友達と一緒に遊べない、仲間はずれになるから、ゲーム買ってやるという話を聞いたことはあったが、自分の子どもがもっと小さくてこういう仲間はずれとは無縁だった時は、「ゲームがないぐらいで、仲間はずれなんて！」「そんなことでいちいちおもちゃ買ってたら大変」と思ったけれど、実際自分の子がそうだと、なんとも歯がゆく、複雑な心境。

本人も「欲しい」と駄々をこねないところが逆にいじらしい。
これが「欲しい、欲しい！」とワガママ言うぐらいなら、ピシャリとも言えるけれど。
しかし、これで買うのはなんか違う気がする。
それに、本人に「誕生日に何が欲しいか」と聞いてもローラーブレードではなく、去年から欲しいとずっと思っているＤＳと答えている。
長女自身もローラーブレードは欲しいけれど、それは今仲間に入る為のツールとしての一過性のものかもしれないし、それに惑わされて以前から欲しいＤＳを諦めることはしないという思いだろうし。
子どもが他人に流されることなくちゃんと自分の思いを貫いているのに、私が周りに惑わされてたらあかんわな～と思ったり。
しかし、歯がゆい。

まぁ、もうちょっとしたら、二人の間でのローラーブレードブームも終わるかな？

は～・・・・。
それにしても、３人はややこしいな。