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テーマ:東京 / 江戸(1213)
カテゴリ:外食・おでかけ
今回東京に行ってみて、大阪と東京の違いを改めて感じた。
まず、気温の違い。 暑い暑いって言ってるけど、東京の暑さなんてほんとしれてる。 そういえば、巣鴨やアメ横でお店のおじちゃんやおばちゃんが「今日は特別暑い!」って話しかけてきたけど、あれで暑かったんやーーー。 あんなん、こっちでは、「おっ今日はちょっと暑さマシやな」というレベル。 だいたい、暑いといっても、1日あちこち歩いていられるぐらいの暑さなんてほんとしれてる。 大阪は、歩き回っていられない。 暑いなんてもんじゃない。 陽射しが痛い。 まさに、陽射しが突き刺さるという表現がオーバーでもなんでもなく、そのまま。 友人も、東京は涼しいと言っていた。 それに、風が大阪より結構吹くらしい。 大阪の風は熱風だけど、東京は割りとカラッとした気持ちのいい風が吹くと言う。 家にいても、クーラーはかけないことが多いと。 私の近所に、普段の住まいは東京で子どもが夏休みや春休みになると大阪に戻ってくる友人がいるのだが、彼女も東京は涼しいと言っている。 向こうではクーラーはあまりかけないけど、大阪だと毎日かけないとやってられないと。 それなのに、東京電力は夏はエネルギー不足になるのか、節電推進しているのが不思議。 ま、人口が多いのもあるかもしれんけど、大阪の暑さに慣れてる人と東京の人がごっそりと入れ替わったら、クーラーの使用率グンと減って電力もかなり軽減されるんちゃうかな~? そういえば、その節電のせいか東京はクーラーの効きが悪い。 暑い外から屋内に入ったら普通、涼しくて「ひゃ~気持ちいい。天国ーーー」とホッとするはずなのに、東京はホテルでも百貨店でも店でもたいていどこに入っても、期待はずれな温度。 友達と「あ、あれ?あんまり涼しくないね」と顔見合わせたぐらい。 帰りの新幹線の中でお話した年配のご夫婦も「東京は建物の中が暑いわ」と同じことを言っていた。 披露宴の中もクーラーの効きがイマイチだったそうな。 あと、よく関西の人が東京のイメージするところは冷たく感じると言うけれど、やっぱり私もそう感じた。 東京駅で友達との待ち合わせ場所が分からなくて、駅員さんに聞いたら、とっても素っ気無い。 素っ気無いどころか、説明が不十分。 いや、不十分というか、実際、途中までしか説明してくれてない! 駅員さんが言う通りに行ってもその待ち合わせ場所に着かず、結局その後2人に聞いてようやく着いたわ。 その二人の説明だって満足できるもんじゃなく、ようやく途中から上に案内表示が出てきたのでそれを頼りに行ったぐらい。 大阪の人やったら、くどいぐらいに説明するし、なんやったら「私もそっちの方に行くから途中まで連れて行ってあげるわ」ぐらいの勢いなんやけど それに、口調もきつい。 スパン!と終わってしまう。 こっちが聞いても「そうです!」「あちらです!」と語尾に”!”がつきそうなぐらいスパン!と切ってしまうような口調。 それは口調だけじゃなく、態度でもそう。 いや、逆か? 態度がそうだから、口調がきつく感じてしまうのか。 とにかく、言い終わった後はもう背を向けてるんだもん。 まだこっちは聞きたいことあるっちゅーねんと思っても、こっちが聞いたこと以上にはもう絡んでこない。向こうから尋ねてもこない。 まぁ、多分東京の感覚からすればそれは美徳というか当たり前のことなんだろうな。 良い様に言えば人との距離を大切にするというところか? でも、会話って掛け合いというか流れというかそういうのってあると思うんだけど、一方的に終わられたという感じがある。 友達も、子どもの友達の保護者や、パート先の人達となかなか会話が続かなくて苦労するそうな。 プツッと途切れるらしい。 そもそも地元色の濃い地域に引っ越したせいもあるかもしれないけれど、あんまり新参者に話しかけてこないと。 別に意地悪されてるわけではなく、話しかければ話してくれるんだけど、今ひとつノリが悪いと。 唯一会話が弾んだ人がいるらしいけど、大阪の人とフィリピンの人だと。 要するに東京出身の人じゃないということ。 多分、逆に東京の人からすれば、大阪は遠慮知らずだったり、くどかったり、余計なお世話だったりで、鬱陶しいかもしれんけど。 10年前の東京旅行で見た光景だけど、レストランに並んでいると目の前のレストランでも長蛇の列。 そこで並んでいた一組の老夫婦。 奥さんが並んでいる途中にお手洗いに。 その間に順番が来てダンナさんは中へ。 戻ってきた奥さん、ダンナさんがいなくてキョロキョロ。 でも、誰も教えてあげない。 後ろに並んでいたカップルでさえも教えてあげない。 一言「中へ入りましたよ」と言ってあげればすむものを。 いつまでもキョロキョロしてるから見るに見かねて私が言いに行ったわ。 でも、戻った私にダンナが。 「わざわざお前が言いに行かんでも。あの人だってその内分かるやろ。恥ずかしいな」 ブー。なんで~。困ってはるのに。 ダンナも当時の2年前まで東京に住んでたからね。 東京の感覚になってたのか。 向こうから聞かれもせん限り、あんまりこっちからは言わんというのが東京の感覚だそう。 確かに、大阪は「ちょっと、ちょっと。パンスト伝線してるで」とコソコソッと教えてくれるおばちゃんがよくいる。 たまに”こっちも分かってんねん”と思う時あるけど、でも、私は知らん振りされるより、こういう大阪のおばちゃんの感覚の方が好きだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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