のほほ～んブログ

今日、「ひるおび」で秦万里子さんの特集がやっていた。




以前にも他の番組で紹介されていたのを見たことがあった。

主婦の気持ちとか、主婦の日常を歌にする人というのをその時知った。
その番組では、「バーゲンバーゲン♪♪♪」の歌とかレジ待ちの歌とか単純にあははと笑える楽しい歌を紹介されていた。


しかし、今日紹介されていた「あなたは」と「あなたへ」の曲は泣けた。

ほんの一部しか紹介されていなかったけれど、それでも涙が出た。



「あなたは」は、

「言うこと聞く子が　いい子じゃないと
お偉い先生　本に書くけど

こっちにもあるのよ　母親の意地が
「ごめん」っていうまでは　折れてたまるか」




「あなたへ」は、


「新学期の名前書き　夏休みの自由研究
遠足のお弁当　大袈裟な欠席届け」



とほんの一部だけの紹介だった。




この時は、誰が誰に対して歌った歌なのかよく分からなかったけれど、後でネットで調べて「あなたは」は母である自分が子どもへ向けて歌った歌で、「あなたへ」は大人になった自分が母へ向けて歌った歌ということが分かった。


全歌詞を知ればまた泣けた。



うちの子はまだ小学低学年なので「あなたは」のような状況にはまだないけれど、今後子どもが大きくなってくると余計に染み入る歌だろうな。




「あなたへ」がテレビで紹介されていた部分は、

新学期の名前書き　夏休みの自由研究
遠足のお弁当　大袈裟な欠席届け

ってこの歌詞自体は特に感動する言葉や形容詞的なものは一つもない。

それでも、誰にでも覚えがある小さい頃の母との日常の一こまを描いたこの歌詞だけで、なんだか母の愛を感じる・・・。
自分が今やってて思うけど、新学期の名前書き大変なのよね。
それを自分の母も一つ一つやってくれていたんだな～とか一緒になって夏休みの自由課題を考えてくれていたなとか、今まで殆ど忘れていたことをこの歌詞だけであふれるぐらい思い出させてくれた。