『すずめの戸締まり』を観る
昨夜、突然娘チャンが「すずめの戸締まり」を観にいきたい。というので家族で観に行く。娘チャンは一度観ているが音楽がちゃんと聞きたいということだった。本日は映画の日で1000円。なのだが、音響のいい何とかいう部屋で500円プラス。そのおかげで、何の情報もなしに、そう期待もせず観たが、大きなスクリーンと綺麗な映像で見応えがあった。新海監督は「人々の思いや記憶が残る廃墟を悼み、鎮める物語」と考えて制作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの原因となる扉を閉じていく高校生すずめのお話。災害を抑える要石であるダイジンというネコがなんといってもかわいい。もう一匹の黒い大きなネコサダイジンがべろべろとダイジンをなめてるところが好き。高校生一人で(椅子もいたね)九州からフェリーや新幹線を使って東京までダイジンちゃんを追っかけて行くんだけど、旅費とか大丈夫?と思ったがスマホ決済なんだ。時代だね~すずめには、廃墟から活気のある昔の人々の声が聞こえるのだが、20年以上前、富士登山したときを思い出した。下山途中、娘チャン、姪、甥も小学生だったので全員嘔吐し歩けなくなり、他には誰もいなくなってしまった。運よく砂走に入ると子供たちは楽しくなったのか急に走りだした。と言うより、傾斜があるので砂の上を転げ落ちてる感じ。忍者のように2~3倍の速さで走れるのだ。この時もう夕方、後ろの急斜面を振り返ると霧の中にたくさんの人々がいたような気がした。なんだかドンチャンドンチャン応援してくれてたみたいだった。心拍数もあがって頭がぼぉ~としてたからかもしれない。あとで調べると、宝永4年、富士山噴火の際、須走村の被害は甚大だったと記されている。最近、日本のいたるところで地震や水害が起きているので心配である。