テーマ:家電よもやま(9575)
カテゴリ:THEATER
21日の日記で予告した、
「kamo的ヘッドフォンサラウンド計画」 なんだけれども、とりあえず第一段として概要を説明するね。 イメージとしては最近流行のフロントサラウンドってのに近い かもね。バーチャルサラウンド技術とも言うかも。 各社いろいろな技術名で製品に積んでいるね。 ‥‥……━ ○ソニー、フロントサラウンド技術「S-Force」 左右の耳に届く音の音量差、時間差、位相差などから音源の 位置を認知出来ることを利用し、DSPの独自アルゴリズムで 直接耳に入る直接音に加え、壁などからの反射音や本来リア スピーカーから再生される間接音などを再現。 ○三菱電機、低コストでフロントサラウンド「DIATONE Surround」 左右の耳に音が届くまでの時差と音量差を利用。 ○BOSE、「スーパーフロントサラウンド」 左右の耳に到達する音の時間差と強さによって方向性を感じる 聴覚特性を利用。間接音は利用しない。 他にヤマハ「AIR SURROUND(エアーサラウンド)」や日本ビクター 4chフロントサラウンド「√4(ルート・フォー)」、ケンウッド 「V.F.S.II(バーチャル・フロント・サラウンド)」なんかがある。 調べるとAV製品造ってる各社にあると思う。 人間の聴覚特性を利用しているのは共通だけれども、フロント2ch のものや4chのもの。4chでもクロストークのキャンセルに2chを 割くものや壁面反射を利用するものなど、いろいろ。 大体は専用のDSP(Digital Signal Processor:音声や画像など の処理に特化したマイクロプロセッサ)を積んでいるかも。 ‥‥……━ kamoはDSPなんて大層な仕掛けは作れないし、音響計算も 出来ない。単なる思いつきで勝負かも。 しかし、メーカーが主張している聴覚特性ってのも実はアヤシイ。 左右の耳に届く音の音量差(ボリューム)、時間差(音の反響)、 位相差(クロストーク、左右の音が混ざり合うこと)を利用して って難しい事言ってるけれど、だったら広い公園で後ろから声を かけられたら時間差、位相差は意味がない事になる。 音量差はステレオの効果なので頭を越える音の動きとは無関係。 メーカー理論どおりなら音が反射しない公園だと後ろから声が 聞こえないって事になるのではと思う・・。 とりあえずkamo的に単純に考えて、後方の音の認知システム は耳たぶを透過する時の音の減衰や透過後のf特(高~低音の構成 バランス)を音の記憶として脳で処理しているのではないか? って予想かも。 それだと公園の声かけも説明できるしね。(素人の浅知恵?かも) そんで実証実験なんだけれども、スピーカーだとクロストークが 発生して実験どころではないので、ヘッドフォンでやってみよう ってのがこの企画。 ヘッドフォンを2個使って4chサラウンドに挑戦。 フロント側はオープンエアー型のを使って、リア側は耳たぶ透過 を再現する為に、耳たぶに近い厚さの板ゴムを挟んで外側に。 ヘッドフォンを2重にかけるかも。 サラウンド測定はモニターチェックディスクのサラウンド設定 ソースを利用する予定。 さてどうなる事やら・・☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 24, 2005 11:34:17 PM
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