テーマ:家電よもやま(9573)
カテゴリ:HEADPHONES
今日KOSS PortaPro貸し出しの準備をしたよ。
現在、第三世代のiPod(3G)が予備機含め2台あるんだけれど、 予備機使ってないので知り合いに貸し出す事にしたよ。 予備機は中古購入でヘッドフォンが付いてないので、右チャンネル の調子が悪いKOSS PortaProを修理して付ける事にしたかも☆ KOSS PortaProはヘッドフォン通の間では定番のモデルで、 0.5~1万円のクラスで、こいつに勝るヘッドフォンは少ない。 ほぼ同クラスでSENNHEISER PX100があるけれど、音の傾向 が全く違うのが面白いところ。 (PortaPro=ひたすら楽しい音/PX100=上品でフラットな音) 修理なんだけれど、ステレオミニプラグは以前断線した時に、 楽器用のプラグに付け替えたもの。 プラグ開けて配線確認しても別に断線してる様子はないので プラグの汚れによる接点不良を疑ってみる。 電子機器クリーナーPANDOで噴いてゴシゴシ磨いてみると・・ 見事、右チャンネル復活! このプラグ、結構高いわりに表面処理してないんで使ってると すぐ真っ黒になってしまう困った代物。 部品の選択からすでにケチが付いていたのかもね(--;) なんにせよ面倒な断線じゃなくて良かった~(^.^) ‥‥……━接点復活剤の話 接点復活剤はホームセンターなどで売られていたりするん だけれども、オーディオには向かないよ。 kamoはPANDO(パンドー)29Dって工業用のを使ってるかも。 ただ入手が困難で、切れるとわざわざ大阪の日本橋まで 出向いて購入してるよ。 以下、接点復活に関してのウンチクかも(;^_^A 接点復活には大きく分けて2パターンあって原理が違う。 ・接点に不揮発性の油を塗るもの 一般的なのはこっち。 接点不良は汚れの他、接点表面が荒れて点でかろうじて 接触している状態になっている場合が多い。 そこに通電する油で端子の隙間をふさいて面接触に変え るのがこちら。 あと、サビや汚れを落とす強力な表面活性剤が混ぜて ある場合が多くて、臭いやべと付きもある。 表面活性剤は端子の樹脂にダメージを与える事が指摘 されているし、油を使っているので長い目で見ると逆に 状態が悪くなる場合もあるよ。 高価なオーディオ機器には使わない方が無難かも☆ ・石油系溶剤を使ったもの アルコールに近い成分で、復活剤よりは洗浄剤ってのが 正しいのかもね。 速乾性で不揮発分を含まず、不純物は一切残らないよ。 精密機器の工場や修理のプロが使うのがこちら。 吹き付けたうえ、綿棒などでゴシゴシすると効果バツグン! リモコンの接触不良もこれで直ったりするよ。 不純物がないので基盤に直接噴いたり、部品の隙間から スプレーしたり使い方いろいろ。 一度使うと手放せなくなる代物かも(^o^) あと、裏技で鉛筆で塗るってのがあるよ。 試したことはないけれど、黒鉛が電極の隙間を埋め、電気 抵抗を減らしてくれるらしい。 黒鉛による汚れを気にしなければ、結構便利な技かもね。 こうは書いても前者の接点復活剤しか店には並んでいない ので、後者の商品紹介をすべきなんだろうけど、 実はPANDO意外の製品を知らないかも(,_'☆\ バキ 今後、見つけ次第紹介しますね~m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 29, 2006 05:04:53 AM
[HEADPHONES] カテゴリの最新記事
|
|