カテゴリ:LIFE
今日はひとりで徳島県立近代美術館に寄ってきたよ。 所蔵作品展の「特集:女性のイメージ」ってのに興味が あり、展示終了までに一度見ておきたかったのかも。 結果的に徳島出身の造形作家、岩野勝人氏の造形物展示 (特別展)のほうが面白かった。 常に立体物造ってる関係か、岩野勝人氏の立体構成の 確かさというか強かさみたいなものが非常に良く解る。 特に気に入ったのが、MENTAL CHAIRって鉄の線材で 出来た人型の椅子。 大きな手足があるので、座ると作品の視点になる。 作品の延ばした手が、自分の手のように視界に入る妙 はまさに造形物ならではの観賞方法だと思う。 所蔵作品展もやはり、絵画より立体物のほうが面白く って、現代アートらしく形状の確かさより漠然とした イメージをそのまま形として取り出したり、存在感を 作者独自の手法で強調したりと、コンセプトが非常に 解りやすい。 やはり人の概念というかイメージは三次元的なもの なのかな?とか漠然と思う。 こちらで一番気になったのは、アリスティード・マイ ヨール「着衣のポモナ」。 古典的な人体像なんだけれど、造形物としての存在感 が半端ではない。 構成が上手いのか材質の妙か解らないけれど、すごく 質の高い作品だと思う。 入場料痛かったけれど、観ておいて良かった~(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 3, 2008 02:34:08 AM
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