テーマ:こんなの買っちゃった(364)
カテゴリ:AUDIO
デノンDCD-S10III買っちゃったかも・・ 1999年9月時点でのDENONフラグシップモデル。 このプレーヤーはALPHAプロセッサー ※と共に進化してきたモデルで、 DCD-S10IIIは3代目。 血脈はもっと以前から続いていて、1990年頃のラムダS.L.C ※辺りから 音の良い仕組みだな~と注目していたかも。 ※【ALPHAプロセッサー】 デジタルデータの補間を行いアナログ波形に近づける為の、D/A変換前段の補間処理技術。 初代は16ビット(ダイナミックレンジ6万5536階調)データを20ビット(104万8576階調)に拡張。 購入モデルはさらに進化、24ビット(1677万7215階調)に拡張する。 拡張だけでなく、ビット落ちして欠落したと予想されるデータを解析して混ぜ込んでるらしい。 ※【ラムダS.L.C】 ゼロクロスひずみを原理的になくすコア技術で、ALPHAプロセッサーとは別過程の処理。 1990年頃はALPHAプロセッサー自体が無かったが、この頃から音が立体的で素晴らしかった。 製品クラスによるがALPHAプロセッサー搭載機はレンジが広大になる代わりに大人しくなる感じ。 特にこのDCD-S10シリーズは単体のD/Aコンバーターとしても使用可能な 外部デジタル入力端子を持ってるので、iTunesパソコンと組み合わせて の音楽再生が可能。 今まではDCD-S10までの繋ぎで、安く手に入る同じく外部デジタル入力 端子搭載のデノンDVD-5000をD/Aコンバーター代わりにしてたかも。 今回、あえて最終モデルではなく、1世代前をセレクト。 2年後にチューニングを施したリミテッドモデルDCD-S10IIILってのが 出てるんだけど、出力部の負荷を嫌ってヘッドホン回路が抹消されてる ので、9割ヘッドフォンのkamoには選択外。 ヘッドフォンアンプって選択もあるんだけれど、高級再生機と高解像 ヘッドフォンの組み合わせだと、若干情報が欠落してしまう。 うちでヘッドフォンアンプ通して音が良くなるのはAKG K601だけなの で、相性の問題ってのもあるかもしれないけど・・ ・・で、iTunesパソコンに接続して試聴。 さすがに歴史あるフラグシップモデル、DVD-5000と比較しても音場が 一回り大きくって、音の彫りが若干深い。 なにより、音像と音像の間の空間がさらに無音に近づいて、音がある 部分と無い部分がよりはっきり分かれてる。 音に粘りが出て、(意識しないで)聞こえる音が若干増加。 さすがDCD-S10III☆・・と言いたいんだけれど、DVD-5000と一回り弱 くらいしかクオリティの違いがない。 以前の調査で、DVD-5000はDCD-S10IIとほぼ同等って書き込みがあって、 そんなはずね~べ!と思ってたけど、的を得てるかもしれない。 ちなみに定価と購入価格はこんな感じ。 DVDビデオプレーヤー DENON DVD-5000(1998年9月発売 標準価格:270,000円税別) 購入価格:15,000円(送料別・保証なし・DVDドライブ故障) CDプレーヤー DCD-S10III(1999年9月発売 標準価格:220,000円税別) 購入価格:92,800円(送料別・6ヶ月保証) 繋ぎのつもりのDVD-5000が実は(音の)完成度が高かったってのは結構 ショックで、判ってればDCD-S10はさらに待ちだったかも。 DVD-5000はkamoの知ってる範囲で(オク購入ならば)C/P比最強の D/Aコンバータという事になる。 とはいえ、いつかはクラウンならぬDCD-S10だったので、長いオーディオ の趣味もこれで一区切り。 すごく感慨深い買い物だったかも☆(払いが怖い・・) 現在の血統 DENON DCD-SA11 SACD/CDプレーヤー DENON DCD-SA1S SACD/CDプレイヤー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 7, 2008 01:20:04 PM
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