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カテゴリ:ゴスペル
この日の午前中、VOVは市内のある中学校にゲスト出演しました。
学芸会のような催し物で、器楽合奏や学年ごとの合唱の後にVOVの出番。 VOVの出番は、『芸術鑑賞』の時間となっていました (なんか恐れ多い・・・!?) そもそも何故VOVがこの中学校で賛美することになったのか 詳しい経緯はわかりませんが、 聞くところによると、生徒たちがとても荒れていて、 全ての教室の出入りは鍵がかけられ、 先生たちは被害を恐れて通勤は車を使えず、 去年は先生に対する暴力事件もあったとかなかったとか・・・ 怖い話ばかり聞くので、この依頼を受けたhiroco代表も VOVメンバーに危害を加えられては・・・と最初迷ったそうです。 繁華街にある学校で、少子化プラス越境入学などのあおりをうけて どんどん生徒数は減り、存亡の危機に立たされているそうです。 でも、そんな中で、生徒や先生たちが、なんとか自分達の学校を盛り立てたい! ということで、地域を巻き込んでの催し物を企画。 先生たちの熱意とゴスペルでお役に立ちたいという気持ちから、 このお話を受けるに至ったとのこと・・・ VOVメンバーたちは、 「玉子をぶつけられるんじゃないか」とか「お金を盗まれるんじゃないか」とか 不安な気持ちを持ちつつ参加・・・ でも、実際は、そんな酷いことは全く起こりませんでした。 長いガクラン着た子とか、ホストみたいな髪の毛(?)の子とか、 演奏を聴かず、ずっと外でたむろしてる子達とかはいましたが・・・ 思ったほど怖い学校ではありませんでした 不謹慎かもしれませんが・・・ むしろ、そういう子たちの方が普通(?)に見えたのはUooだけでしょうか・・ 制服で身を固め、決められたことだけをキチっとしている いわゆる真面目でよい子たちとは正反対の彼ら。 あの服装は、学校や先生に対する反骨精神の表れなんでしょうが、 ちゃんとそういう『自分』というものを表現できる、って 本当は素晴らしいことなのでは・・・??? もちろん、あの子たちが、普段どんなことをしてるか分からないので 何ともいえませんが・・ もしも物を壊したり盗んだりしているとしたら、それは決して許してはいけません。 むしろ、ああやって外に現れる形で反抗している子たちは、 まだ健康的だと思います。 今、話題になっている『いじめ』などは、 大人の目には何の問題もない、優等生の良い子が実は ものすごい陰湿ないじめを率先してやっているなんてことも聞きます。 まだまだあどけなさの残る中学生たち。 私たちのゴスペルを、とても楽しんでくれた様子でした。 それぞれが、きっと心に何か抱えていることでしょう。 私たちを見て、もしかして、 「こんな風に楽しんでいる大人もいるんだな~ 大人になるのも悪くないかな~」 な~んて思ってくれたら、それだけでも価値があったかも、と 思っているUooでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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