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カテゴリ:ゴスペル
第5木曜は、VOVゴスペルセミナーの日。
今回は、ゴスペルシンガー市岡裕子さんをお招きしての特別リハでした。 力強いアカペラの曲、Ride On King Jesusと、 とってもスタンダードな感じのノリの良い、Can't Nobody Do Me Like Jesusの2曲。 市岡さんはいわゆる今時な感じのヒップホップとかよりも、 こういったトラディショナルなゴスペルを得意とされているそうです。 すっごい楽しいリハだった~ さすが関西人、モノの例えが何かにつけ笑えました。 「ええ声~」とか、「おっちゃん入れてください」とか、「納豆!」とか あと、発音指導の分かりやすさに感動しました。 Rの発音のときは、「犬がおるよ!」といわれます。 犬が「ぅ~」と唸る音からRを出すという具合・・・ 発声練習も、発音をかなり重視したもので、とても参考になりました 市岡さんは、人気お笑い芸人だった岡八郎さんの娘です。 今年5月にも、GMWCのゴスペル講師として名古屋に来てくださいました。 その時、父娘共著の「泣いた分だけ笑わしたる!」を紹介してくださり、 早速購入して読みました。 芸人としての成功、その栄光から一転、妻の自殺や息子の病死、 自身のアルコール依存症や、胃がん、脳挫傷などの悲劇、 読んでいて苦しくなるほど、地獄のような日々が綴られます。 娘の裕子さんの、幼い頃からの葛藤、母の自殺の衝撃と悲しみ、 困難から逃れるように海外への留学・・・赤裸々に書かれています。 アメリカの教会でゴスペルに出会った裕子さんは、 その歌詞に自分を重ね合わせ、心が癒されるのを経験します。 そして自らもゴスペルを歌うようになり、 教会のメンバーからアルコール依存症の家族会の存在を知り、 そこから、父親と自分を愛し受け入れることを学びます。 再起不能と思われた岡八郎さんでしたが、裕子さんの導きによって、 再び舞台に立つことが出来ました。 本には、そこまでの軌跡が書かれています。岡八郎さんの奇跡的復活については、 NHKでも特集が組まれて放送されたそうです。 その数年後、お父さんは病気で天に召されました。 「おとうちゃん、イエス様は絶対いてるよ!」 裕子さんは、よくそうやって話したそうで、 半信半疑な感じで、お父さんは聞いていたそうです。 病床にあって、もう命がなくなるというその時、導かれて聖書を開いた箇所はヨハネの福音書。 「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。 わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。 もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。 あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。 わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをも おらせるためです。わたしの行く道は、あなたがたも知っています。」 トマスはイエスに言った。 「主よ、どこへいらっしゃるのか、私たちには分かりません。 どうしてその道が私たちにわかりましょう。」 イエスは彼に言われた。 「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、 だれひとり父のみもとに来ることはありません。」ヨハネの福音書14:1~6 そこを裕子さんが読み終わるやいなや、お父さんは、すーっと息を引き取られました。 「お父ちゃん、聞いた!必ず天国に行った!」と確信したそうです。 私たちの力では、どうしようもないことがたくさんある、 だから祈りが必要なんです! 自分には解決する力はないけど、神様やったらその力がある! 私たちには負い切れない重荷を、全部神様に任せるんです! 裕子さんの言葉には、実際にその祈りの力を体験した者にしか語りえない力がありました。 ↑彼女とお父さんの本。かなりオススメです。 いつか、Uoo夫婦の通う教会でも、彼女をお招きして、多くの人にゴスペルとメッセージで 神様の愛をお伝えできたらと心から願います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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