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カテゴリ:ゴスペル
土曜日の午後、オアシス21のすぐそばにある「名古屋中央教会」での
ゴスペルコンサートに行って来ました。 (VOVの市民リハ後に行ったので、少し遅刻・・・1曲聞き逃した・・) キング牧師没後40周年ということで特別に企画された、 「神戸マスクワイア」による2時間ほどのライブ。 Uooは今まで、名前は知っていたものの、その歌声を聞いたことが無かったので、 この機会にぜひ!と思って出かけました。 素晴らしかったです☆ こちらのクワイアは、VOVとは対照的で、どちらかというとTraditionalな 賛美を得意としているようで、いわゆる黒人霊歌や、キング牧師が公民権運動を 展開していたころの、まさに黒人の人々がその厳しい情勢の中で 心のよりどころとしていた当時のゴスペルを大事に歌っているということが いろんな場面で伝わってきました。 歌詞の一つ一つを丁寧に歌い上げ、細部の発音はもちろんのこと(語尾の子音とか)、 言葉に込める表情がとても豊かで、「伝える」ために必要な 努力を惜しまずに歌いこんでいるなあ~という印象を受けました。 女性と男性の比率は半分ほどのようでしたが、 歌声としてはとてもバランスが良かったので、それも驚きでした。 VOVなどは、ラニーさんによく「大声大会じゃナイ!」っと叱られるので(苦笑 キング牧師を覚えるためのイベントという趣旨なので、 ゴスペルの歴史にもしっかりと光をあてた構成になっていて、 「歌でたどるゴスペルの歴史」と題して、メンバーの語りと共に 黒人霊歌~ゴスペルの誕生~公民権運動のフリーダムソング~という流れで その代表曲を次々と紹介してくれました。 また、暗殺前夜のキングの説教や、その葬儀の様子の映像が紹介され、 彼の生前の希望により葬儀で歌われたPreciousLordを賛美してくれました。 VOVでも歌っている曲ですが、すっかり今風?にアレンジされてしまっているものなので こうして原曲のスタイルで聞くのはかえって新鮮だし、 ゴスペルの歴史を振り返りつつ、この曲を聴くというのは、 心に大きく訴えかけるものがありました。 神戸マスクワイアの歌声は、本当のワンボイスとはこういうものだよ、と 教えてくれたような気がします。 神戸といえば、13年前にあの震災によって、想像を越えるような苦しみを通らされた土地です。 その場所でゴスペルを歌うことの意味はとても大きいのではないでしょうか。 彼らだからこそ歌える、そして伝えられるゴスペルがあるのだと思いました。 いつか自分のクワイアでも歌いたいな~と思う、すてきな曲にもたくさん出会えました♪ NeverAloneとか、アンコールで歌ってくれたFollowMeとか、かっこよかったです☆ 音源捜さなきゃ・・・(録音しとけば良かったな) いや~大変良いものを聞かせてもらいました はるばる名古屋まで来てくださった、神戸マスクワイアの皆さんと、 このコンサートを企画してくださった皆さんに感謝です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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