|
|
|
2006.12.18
カテゴリ：漫画
え～昨日の「オル窓大事典」の追記です。
「オルフェウスの窓」は最初週マに連載されていたのに、 なぜ第２部から月刊セブンティーンに変更されたのか？ これは理代子先生の希望だったそうです。 「ベルばら」連載時から編集の方から週マの読者層、小学校高学年～中学生 を意識するように再三言われたので、限界を感じたそうです。 誰にも口出しされたくなかったそうです。 当時は人気がない為などとさんざんたたかれたそうです。 ユリウスについて オスカルに次いで男装の麗人になったのは とにかく音楽学校を舞台にしたかったのに男子校だったので。 少女漫画なのでやっぱり主人公は女の子じゃなくてはならなかったんでしょうね。 でも、精神の強い、しっかりした子では 「なんだ、またオスカルじゃない」 と言われてしまうので心の弱い人間像にしたそうです アレクセイについて 音楽学校の話とロシア革命の話を同時に描きたかったので ロシアから来た少年ということでできたキャラ。 レーゲンスブルグ時代の偽名はクラウス。 音楽学校在籍時はバイオリンの名手でした 理代子先生の中では、この２つの話は全く別物。 イザークについて レーゲンスブルグの音楽学校を舞台に、 音楽を学びながら成長していく主人公を描きたかったそうです。 昨日も書きましたが、天才ピアニスト。 イザークはね、いい人すぎるんだよね。 清廉潔白すぎる。 それ故に周りを不幸にするタイプ。 でも天才ピアニストとしてレッスンにあけくれてたイザークだから 仕方ないのかな。凡人と同じわけもないしね。 レオニードについて ロシア皇帝ニコライ２世の義理の甥にして、親衛隊連隊長「氷の刃」 の異名を持つ男。立場的には完璧「ベルばら」のオスカルですね（笑） 昨日も書きましたが、レオ様には実在のモデルがいます。 名前はレオニードではなくフェリクス・ユスーポフ。 ラスプーチンを暗殺し、皇帝の姪が奥様です。 そして理代子先生曰くモー○ー。（涙） レオニードに関しても、ユリウスが女らしい女だったら絶対好きにならなかったそう・・・。  フェリクスさんはパリに亡命し、結構長生きされたそうです。 あっけない結末！？について。。。 あのラストは最初から考えていたそうです。 ヤーコプ～～～～～。 その他、好きなキャラクターは？ ダーヴィト・・・デビット・ボウイがモデル。 モーリッツ・・・最初はキャンディ・キャンディの二ールのような嫌な奴（笑） のちにどんでん返しですごくいい人に。。。 そして１番好きな人は・・・ ズボフスキー（オル窓ファンの間では通称ズボさん） 革命運動の際アレクの相棒で、マリオに似たひげのおじさん。 わたしも大好き  あと、わたしが付け加えるとしたら ２部に出てくるラインハルトという超美貌の悲劇のピアニスト。 密かにわたしはアレクよりカッコイイと思っているのだ。 今度お絵かきしてupしてみたいと思います。 最終回以降のお話 これが１番嬉しかった（救われた）んだけど、 イザークは大作曲家としてウィーンに迎えられ、 ユーベル（イザーク、息子）は大ピアニストになるそうです。ブラボー！！！   イザークは過酷なピアノレッスン（鍵盤を重くする）と 第一次世界大戦出兵の為、指が動かなくなってしまったんです。 息子のユーベルに夢を託したんですね。良かった、良かった  最後、あらためて感動した理代子先生のお話 私たちは何百年も昔に作曲されたバッハ、モーツァルト、ベートーベンを 時代を超えて演奏できるという不思議。 本当にそうですね、楽譜１枚で時代も言葉も超えて 世界中の人々が感動できるんだから音楽って本当にすごいです。  でも、漫画もそろそろそういう域に達しているんじゃないかな。 とわたしは信じてますよ～～～。  もう書き残したことはないです（笑） とっても満足しています 
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[漫画] カテゴリの最新記事
|
