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テーマ:好きなクラシック(2327)
カテゴリ:娘のこと
友人のブログを読んでいてふと思い出したので、、、。
少し前、町でファミリーコンサートの催しがあったので行ってきました。 生で演奏を聴くのは何年ぶり?というくらい久しぶりでした。 演奏者はアマチュアとプロの間くらいの地元の演奏家が中心で、曲目も有名な曲ばかり、、であまり期待もしていなかったのですが・・・。 何だかとっても心が踊る演奏会でした。 弦楽四重奏でアイネクライネナハトムジークが流れてきたときなど思わずからだが弾んでしまうような・・・。 あぁ、このまえのからだほぐしのおかげかな?と思ったのです。 からだがほぐれて、音楽を感じるからだになってきたのかなぁ?と。 学生の時、大好きだった先生は、クラシック音楽のコンサートに毎週出かけているような先生でした。好きな演奏家のコンサートに国内はもちろん海外までも出かけていくような・・。 その先生が毎年自分の別荘へ好きな演奏家をよんで、コンサートをしていました。 私もその席に呼んで頂いたことがあります。 演奏家のいらっしゃるまで時間があったので、CDをかけてくださるとのこと。 私はその頃はまっていたサティの曲をリクエストしました。 音楽を聴いていてしばらくした時、先生がふと言ったのです。 「サティはね、そんなにかしこまってしかめっ面をして聴くような曲ではないんだよね。寝っ転がって聴くようなそんな曲なんだよ」と。 (その時先生が続けてかけてくれたCDはジョン・ケージの作品でした。もっと前衛的。おもちゃのピアノで演奏していたり。。。) 私にはかしこまっているつもりもしかめっ面をしているつもりも全くなかったのだけれど、自然とそうなっていたのでしょう。 無意識でからだを固くして音楽に向かっていた自分に気づいてビックリしたものです。 幼いときからクラシックコンサートへよく連れて行ってもらいました。 そして聴いた後は、あのバイオリンの音がこうだったああだった、、と話すのが常でした。 それで、音楽を評論家のように聴くくせがついたんだろうか・・。 音楽を頭で聴こうと頑張ってしまったんだろうか? この先生から、コンサートで音楽を聴きながら涙を流したり、からだが大きくゆれてしまった話を聞いてびっくりしたものです。 でも何となく、今回のファミリーコンサートでその感覚がわかったような気がした私でした。 こんな風に音楽が聴けたなら何て楽しいんだろう。 自然に固く閉じるからだ、これを意識的に無意識的にほぐしていけたなら、、何だか未来が明るいなー。 一緒に行った娘はというと・・・2時間半もあった演奏会、飽きずに楽しんでいました。 一番前の真ん中の席が良い!と娘がいうので座りましたが、それがまた良かったようで。楽器も演奏者もよく見えるのです。 最後の和太鼓の演奏は迫力ありすぎ!!でしたが・・・。 帰ってから、アイネクライネナハトムジークを鼻歌で歌っている娘、、ふふふ。 *人気ブログの最新更新情報はこちらからどうぞ。* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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