上昇気流に乗って

最近転職のため、転職先の会社へ何度も足を運んだときに感じたことです。

「女ばかりの職場でも、営業職だからみんなポジティブでさばさばしていて良い会社だよ」
と誘ってくださった方が言ったとおり、その職場は明るい雰囲気いっぱいでした。

もちろん入って仕事していけばそれだけではないでしょうが、
「よし、頑張ろう」
と思える場所でした。

また上司の方も正しいポジティブ思考で話をしてくださり本当に自分がレベルアップするための会社という感じがしました。

一方今の派遣先の会社は仕事が楽しくないわけではないです。
しかし比べてしまうとどこかじめっとしてネガティブなんですよね。

会社の内装や設備がどうこうというのでなく、なんとなく空気感が。

「まあ、仕方ないから仕事しようか」
という感じ。

転職先は「うちの会社って良いとこだよ～」とほとんどの人が言うのに対し、今の職場は正社員の人さえ「どうせうちの会社ってケチだからさぁ」と言うのです。

職種の違い、といってしまえばそれまでですが、それにしてもこう違うと仕事をする人のテンションにも影響するようです。

頑張れば先は広く開けておく会社とどんなにやってもここまでと線を区切ってしまう会社。

現在コスト削減は必須事項ですが、あまりにもやりすぎると社員のやる気を奪い、会社の品格も下げてしまうものなんだなぁと二つの職場を比べて思ったのでした。

いくら経営側の人が言葉だけ鼓舞しても、現実が追いつかなければ全然意味がないし人は動かない。
一方現実的にご褒美が良い条件なら、人はいくらでもより上を目指して質の高い仕事をするようになります。

もちろんその分査定は厳しくなりますが、それは当たり前のこと。
それに文句をいうならば、わざわざその会社に勤める事などせずに、新しい会社を探せばいいのです。

またポジティブな会社じゃないからといってあまり自分の所属する会社を悪く言うのは本当はいいことではありません。
もう少し視点を変えてみましょう。

そしてどうしてその仕事をやろうと思ったかを思い出してみてください。
夢や希望があったのではないでしょうか。

もし貴方が会社をポジティブに考えることが出来るようになったら、きっと貴方にはよいことが起こり始めます。

会社がネガティブならポジティブなところからお誘いがかかることもあります。

まずは会社にとらわれず正しいポジティブ思考で仕事をしましょう。