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テーマ:美術館・博物館(1556)
カテゴリ:その他諸々の事
本日は研修が早めに終わったので、愛知県美術館の終了間近の「若冲と江戸絵画展」を観に行きました。
「若冲と~」と銘打つ割には作品数は多くなかったかな? でもとても大きな有名な「鳥獣花木図屏風」が見れたのが一番良かったです。 これは圧巻でした。 間近で見ても良し、遠くはなれて見ても良し、でした。 あと二つばかり展示方法が昼と夜の光のなかでの見え方を見せるのがあり、これがとても興味深かったです。 夜の行灯の中で見る屏風と昼間の明るさの中での見え方に思ったよりに差があって、それでもそれぞれ味わい深い趣がありました。 掛け軸も一幅そういう展示があってよかったです。 昼みると昼間の風景が夜みると夕暮れに沈んで見えたりするので本当の楽しみ方はこちらなのかもしれません。 江戸の人たちはこういう見え方を楽しんでいたのかなぁと思うと興味深かったです。 今回幽霊図の掛け軸が二幅あったのが私はうれしかったです。 実物をまともに見た覚えがなかったのです。 明るかったから 「うわ~~、リアル。不気味に良く描けている」 ですみますが、もしこれがお泊りに行った先の床の間にあったら、それはそれで不気味かも。 こういった幽霊図をお客様に驚いてもらうために買って、泊まる部屋に昼間は普通の掛け軸を掛けておいてわざわざ夜に掛け替えて驚かせたという話もありますから、江戸時代の人は結構遊び心があったのかも知れません。 今回観に行って思ったのは、私は日本画はごちゃごちゃ細かく人物が描かれているタイプのものはあまり好きでないことに気付きました。 その当時の人や風俗が書かれていて参考になる、といわれても参考としか見れないですね。 花鳥図などは細かく書かれていても好きだけど、人物は美人図のように一人・二人と描かれているタイプがすきなんだなぁと思いました。 また機会があったら日本画はぜひ見てみたいですね。 ただ夕方に入ったために閉館時間との兼ね合いで愛知県美術館収蔵の現代アートなどがゆっくり見れなかったのが残念でした。 さて次は名古屋市美術館の「ダリ展」に行かなくては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.31 22:36:17
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