上昇気流に乗って

「初めましてＫといいます。それで本日はどうされますか？」

午前中突然こんな電話がかかってきたら貴方はどうしますか？

私「はい？」
Ｋ「え、ですから本日いらっしゃるかどうか聞いてないのですが」

私「は？」
Ｋ「キャンセルになさいます？」

ちなみにこの時点で私は新手の電話のキャッチセールスかと思いました。

私「ですから、何の話ですか？？」
Ｋ「え？あの、メールで、本日のヒプノセラピーのご予約…」

ここまで来てようやく三日前にメールでとあるセラピールームに問い合わせをしたことを思い出しました。
確かセラピストさんがＫさんだったことも。

私「ああ」
Ｋ「メールでお返事させていただいたんですが…」
私「昨日忙しかったのでメールチェックできていないんですが。」
Ｋ「え？あの、そうですか？えー、本日の1時半にならご予約入れさせていただけるんですが（この後説明）」

……………と言うかさあ、それ以前にその電話のかけ方はないんじゃないでしょうか。
クライアントはお友達じゃないんですけど。

何度かお目にかかっているクライアントならともかく、初見のあいてに一番最初の確認の電話が冒頭のセリフって社会人としてかなり問題あると思うんですけど。

親しみやすさは大事だと思うけど、電話のマナーや言葉使いは丁寧にするものでしょう？
お友達言葉は親しみやすさを表現するものではありません。

そんな社会人としての常識やマナーのないセラピストって信用置けるのでしょうか。
こういう対応しか出来ない人がセラピストとして優秀とは思えなかったのでお断りしました。

ちなみにこの電話は家の電話にかかってきたんですが、その前にやたら長く携帯がなっていました。

ちょうど私は遅く起きて顔を洗っている最中で出るに出れなかったんですね。
急いで折り返しの電話しよう、と思っていたら携帯が切れて、家の電話がなってこれです。

相手に対する配慮がなさ過ぎて信頼できなかったです。

まさかと思いますが、セラピストの常識は一般社会人と違うのでしょうか。
あんな電話のかけ方が当たり前なのでしょうか。
それは幾らなんでも酷すぎると思うのですが、いかがでしょう。

ちなみに冒頭のセリフを一般の会社や起業していらっしゃる方は通常下記のように電話します。

「初めまして。セラピールーム○○（店名）の△△（自分の名前）です。
先日メールでお問い合わせ頂きありがとうございました。
ところで一昨日メールでお返事差し上げたのですが、
それに対するお返事をいただけなかったのでお電話差し上げたのですが、
メールは見て頂けましたでしょうか。」

それからアポの確認をするのが普通です。

もし一回で出なくても最低５～１０分くらい間を空けて上げましょう。
直ぐ何度もかけなおすのは配慮に欠けます。

もし運転中なら車を直ぐ停めて電話に出れるとは限りません。
運転中に出たら違反ですし、見つかれば切符を切られますし、下手すると事故を起しかねません。
大事なクライアントをそんな目に合わせていいのでしょうか。

そんな訳で電話には誠意を持ってかけるようにして欲しいです。
お願いいたします。