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カテゴリ:自分を見つめる
先ほど「天テレMAX」をちらっと見て、泳ぐことに関してやっていた。
ライフセービング部だったらしい。 そこで身体の力を抜くと、人は浮くと言うのをやっていて。 特に服を着たまま見ずに落ちた場合、服が水を吸って身体が重くなるので、無理に泳ごうとすればするほど溺れるらしい。 逆に身体の力を抜くと浮いて、溺れなくてすむらしい。 でもこれって何でもそうだと思う。 昔フラメンコやっていた時に、良く体の力を抜きましょう、と言われた。 余分な力が入ると身体の伸びが無くなり、踊りが小さくなるから、という理由で。 ただ言いたい事は頭では分かるのに、身体は余計な力が入って全然動かないってのがあって、何で自分の体なのに自分でコントロールできないかが不思議だった。 もっともミスすると怒る先生だったので、身体が反射的に委縮していたと言うのはあると思う。 「ミスをしちゃダメだ」 「もっともっときちんとやらなきゃ」 そんな意識が身体に力を入れる原因になっていたと思う。 おんなじように日々の事は全部そうなのかな、とふと思った。 「○○しなきゃ」 「こうじゃなきゃ」 「何でこうならないの」 強い意図が私たちの行動を縛って、結果として余分な力が入り最悪の結果を招いたりする。 それはまるで服を着たまま水に落ち、慌てたり「泳がないと」と強引に行動することで、逆に溺れてしまうように。 時には私たちの表層意識が望まないトラブルが起きたりする。 こんなはずじゃなかったのに、と思う事はよくある。 そのとき慌てるとまるで蟻地獄に落ちたかのように、余計にドツボにハマる。 特にどんどん悪化していく場合などは、早くそこから抜け出したいあまり、次から次へと物事を進めたりするが、結果として慌てている分だけ稚拙な手になっているのに気付かなかったりする。 「慌てた時ほど、10回深呼吸して」 そう書いてあった本を思い出す。 そうすると余計な力が抜けて、狭かった視野が広がり、結果として慌てたまま動くより、物事が早く進むらしい。 まずは力を抜いて、流れに身を任せてみる。 そして落ち着いてからどちらに行きたいかを意図してみる。 そうすると意外にあっさりそこから抜け出せるのかもしれない。 ……と思ってみたが、なかなか難しいかもしれない。 其の課題が今私の目の前にあるんだよね。 放棄するのでなく、ちゃんと見極める。 余分な力は抜いても、必要なところには力を入れる。 それも大事かもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.07 19:32:04
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