上昇気流に乗って

色々な事が水面下で動いている。
其の脈動を感じる。

いい加減にしていた事を、逃げていた事がそろそろ無理になってきた感じがする。
向き合わないといけないのに、見ないふりして、放っておいたこと。
やらなくてはいけないのに
「気が乗らない」
と言って放置してきた事。

今一つ面倒くさがって放置してきた。

ゆっくりじっくり。
でも確実にじわじわと。
真綿で絞められるように、逃げられなくなっていっている。

私は怖くて逃げていた。
本当に自分と言うものがいかに醜くて汚いかを知っていたから。
だからこそ見ないように、向き合わないようにしていた。

でも本当はそれだけでなく。
自分が平凡な一般に埋没する人間でいなくては、この世界では生きていけないと分かっていたので、封じている事も含まれるのかもしれない。

昔は特殊な事にあこがれていた。
それはあくまで自分が一般人だから、という前提があっての事。
そうではなく、共鳴するから惹かれていたとしたら？

逃げる。

平凡な事が当たり前の状態でありたいと思い、そこから目をそらそうとうする自分。

同時に、
実際に本当に何も無かったら、何の特徴もない無力な平凡な人間であったら、その方の絶望や無力感の方が怖いのかもしれない。

夢を見て居たいのかもしれない。
自分が特別な人間だと言う。

だとしても、
何時までも放置しておく時間は終わったのだ。

何が出るにしても、何も出なかったとしても、
向き合って知って受け入れることが大事なのだ。

そう言いつつもまた逃げに走ろうとする自分。

結局追い詰められないと動けない自分。
でもそれも私なのだ。

いやおうがなく変化してきている。
最期のダメ押しの時が近づいている。