上昇気流に乗って

ごめんね。
僕たちは先に行くよ。
もうこれ以上は君を待てないんだ。

僕たちはこれでも君に何度でも促したよ。
忠告もしたし、叱りもした。
気づいてもらえるように何度も何度も、
色々な形で、色々な方法で。

でも君は気付かなかったかもしれないね。

そしてそこに留まるのを決めたのは君だよ。
君がどうしてもそこに留まりたいのなら、
僕たちは君の意思を尊重しよう。
だから君も僕たちが先に行くのを尊重してほしい。

もう僕たちにはそこに留まる意味なんて
何一つありはしないんだ。
先に進む以外の道は残っていないんだ。
だから先に進むよ。

でもね、
君がふと気づいて僕たちの後を追いたくなった時に、
直ぐに分かるように道しるべは置いて行くよ。
だからそれを辿って僕たちの元に追い付けばいい。

僕たちは先に行く。
同時に君が来るのを待っているよ。
必ず追い付いてくるんだと、
そう信じているよ。

ずっとずっと待っているよ。
先に行って進みながらも待っているよ。


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昨日からグルグルしていた想いですね。
分かる人にだけ分かってくれればいいかな。