上昇気流に乗って

この間テレビで「ハモネプリーグ」を見た時にすごい感じたのですが、すごくＣＭがうるさく感じました。

五月蠅い、と言うより調和を壊すエネルギーを感じたと言うか。
まあ、私の戯言なので、気にならない方はスルーで　苦笑

最近本当にテレビをそんなに見てないんですよね。
見たとしてもせいぜい30分番組とか位。
その番組も結構一つのスポンサーだけがやっているものとかが多いので、ここまで不調和なエネルギーを感じた事は無かったんです。

バラエティなんて、本当にご無沙汰で。
その合間合間のにぎやかで騒々しいエネルギーはハッキリいって、うっとうしかったです。
せっかくの歌声もそれで帳消しになってしまうような。

これってテレビばかり見ていたら、きっと麻痺してわからなくなっているだろうと思います。
そしてその人の中には不調和が生まれるんじゃないかな～とふと思ってしまいましたよ。

不調和と言うか落ち着きがないと言うか。
その人本来のリズムやら、響きが無くなって、どんどんそちらにチューニングされてしまって、狂って行くんじゃないかって。

テレビ番組そのものはね、確かにとてもいいものも結構あるし、テレビを見るのが悪いとは思いません。

ＣＭも、
「ウチでこんな良い物作ったんですよ、どうですか？」
と言うくらいなら別に良いとは思うんですが。

ただあそこまで五月蠅く破壊的にする必要はあるのかな～と、思いました。

人の判断力などを破壊して、深層意識に刷り込んでしまうような。
そうやって買わせるのは何かが違うと思うんだけど。

そう言えば流行りとか、マーケティングも結局売りたい企業の思惑でしか動いてない、と言うのを聞いた事があります。

私たちの好みや主張も誰かの思惑に沿って動かされているだけだとしたら？

こんな恐ろしい事はありません。

外を知るのは大事だけど、自分の中を知るのはもっと大事だと思います。
だから時には外の音を遮断する必要があるような気がします。

そう言えば先日読んだ某経済新聞で、結局今企業はそうやって「商品を売るため」のマーケティングだけをやってきたたために、今の若者たちの関心のある先が分からなくなっている、と言うような事が書いてありました。

「若い世代」に何を売ればいいかわからない、そうです。

つまり先に結果を求めてデータ収集をしていた為に、データ収集してから分析してその傾向を知ることが出来なくなっているそうな。

ちゃんと本当にマーケティングすれば、今何を求めているのかが浮き彫りになるそうなのに。

結局ここにも今までのやり方を変えないといけない、という方向性が出ている気がします。