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カテゴリ:自分を見つめる
時折、何か問題が起こると犯人探しをする人が居ます。
ちょっと前まで私もそうだったのですが、「犯人探し」というのは原因となった人を探し出して、それを吊るし挙げたり、怒ったり責めたり奴当りするものです。 実際にそれをしても何の解決にもなりません。 責めた方は気が晴れるかもしれませんが、責められる方に歪みを発するのです。 だからと言って原因を放置すると、問題とは何度も起こりうるものです。 ですから「原因特定」と「対策」は必要となります。 それがたとえ【誰】がやったとしても問題が無いのです。 「犯人探し」は人格否定だったり、貶めだったりします。 一方「原因探し」は原因となった“行為”を知ることです。 その“行為”を辞めたり、他の方法に変えるとその問題は無くなります。 そう言った「対策」を取る事は大切なのです。 「犯人探しをしたくない」 という人がいますが、それはそれで他人を責める気はないと言う思いやりは素晴らしいと思います。 ただやはり同じ問題を繰り返す可能性がある場合、その人のためにもその原因はハッキリさせ、伝える必要はあると思います。 その時に、その人に悪意があったわけじゃないのは分かっている、責めるつもりはないという事を伝える事が大事です。 後は淡々と事務的に伝えた方が、分かりやすいかもしれません。 人によっては「自分(のやった事)が原因」、という事だけで自分を責めたり、責められたと勘違いして逆ギレする人もいます。 ですから上手く伝わらない事も可能性の一つとして考えておいた方が良いかもしれません。 もっとも相手の反応の原因はあくまで自分では無いので、それはそれで割り切っておく必要があります。 下手に出る必要はありませんが、きっぱりと伝えることは必要だと思います。 それでも相手が精神的に幼い場合、一時的に関係がぎくしゃくする事もあります。 もしかしたら、貴方が無意識に高飛車に出たために反感をかった可能性もありますし、それは自分で見つめて見ないと分からないことです。 もしそれで人間関係が上手くいかなくなるようでしたら、それはそれで仕方がない事だと割り切る必要があります。 どちらにしても、貴方が愛を持って接している限り、何時かはその意味合いが伝わり理解されます。 今すぐに求める必要もないと思います。 ただ自分自身ためにも、何かあった場合の「原因特定」と「対策」はするようにして下さい。 自分が我慢すれば良い、というのは相手のためにもなりませんから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.03 19:50:22
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