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2010.05.15
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カテゴリ:自分を見つめる
以前よくチェックしていた占い師さんのブログで、

「スピ業界の人たちは人が苦しんでいるのに、『学びだから』と言って手を出さないのは腹が立つ」

と書かれていた事があります。
ハッキリいって状況が分からなかったのですが、なんか妙な印象を受けました。

最近周りで色々な事があって、『助ける』とはどういうことかを改めて考えました。

思うに、
目の前で誰かが行く先に崖があるのを知らず、そっちの方に暴走して行ったら、やはりそのまま見ているだけと言うのは無責任だと思います。

気をつけて、先が崖になっているよ、と声をかけるのは普通の事かな、と。

それを聞いてどうするかのはその人の自由だと思うのです。
注意してそのままギリギリまで行く人や、聞いて方向転換をする人、忠告を聞かずに、暴走して突っ込んで堕ちる人。

それはそれぞれの選択だと思うのです。

無理やり捕まえて止めて強引に向きを変えるのは、その場では助かっても、経験から学ぶと言う事をしないので、同じ過ちを犯す可能性があります。
結局その人のためにならないと思うので、私は余程の事が無い限り、強引に何か働きかけるのはちょっと違うような気がします。

ただ、もしその人が崖から落ちたとして、助けを呼んだとしたら、それが聞こえたら。
それはやっぱり助けに行くのは当たり前かな~と。

「助けて」と言われるまでは、自業自得と言って放っておくのもありかもしれません。
でも「助けて」と言われ、助かる気があるのならできるだけの範囲では助けてあげたいと思います。

ただその「助け」が本人の望まない方向で、拒否される場合は、そのまま放置しますけど。
偶に自分の都合の良い事を言う人がいますが、それは基本的に放っておきます。

そんな訳で本人の同意が無い限り、直接介入はあまりしない方が良い気がします。

結局人から何か聞くよりは、実体験に勝る勉強はないと思うのです。
身にしみないとやっぱり分からないことってありますから。

そんな訳で冒頭の占い師さんの言う事は、ヘルプコールがあった場合はその通りだけど、そうじゃない時は余計なカルマを背負い込むだけだと思いました。

どうやら「学びの機会を奪う」というのはとんでもなく傲慢な事らしいです。
だってそれで出来なかったら、また何年か先とか、来世とかにその魂はまた設定して壱からやり直さなくてはいけないそうです。
それくらいなら1回目でさっさと終わらせてあげた方が、学びの機会が増えるから良いのではないかと。

「助けてあげる」と言うのは本当に助けた人の自己満足にしか過ぎないのかもね。
助けられる側が望まない限りは。


※ここで言う助けるは、怪我とか何か大事故があってとかの助けると言うのとはちょっと意味合いが違います。
 そこのところはご了承くださいませ。 念のため。





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Last updated  2010.05.15 19:22:02
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