上昇気流に乗って

色々な会社に派遣やバイトで行ってますが、本当に内部に入らないと分からないことって多いです。

新聞記事やテレビの特集なんて、結構その社の主張や、記者（編集者）の主観によってどのようにも書けるものなんだな、って思います。

それこそ情報操作の世界ですね。

で、思ったのが、やっぱり上の人ほど危機感が強いな、と言うこと。
ただ危機感だけ持っているのではなく、実際に動けないと意味無いけどね。

某自動車会社が、上の人たちが下の社員たちが危機感がない、大変だ、と言い続けて実際に大変な目に遭ったけど、これって別の言い方したら、上が下への働きかけが間違っていた、と言う事もでもあるんですよね。

逆に言うと「下の人間」が

「上に言っても結局意味がない、変らない」
「結局上の言うことだけやっていれば良いんだ」

と思っていたら、例えどんなに言っても、全然変わらないんですよ。

結局上と下の風通しがどれだけいいか、が問題なのかもですね。

それは部長クラスより上の役付きの人たちの間でも一緒で。
幾ら危機感持っていても、実際にどれだけ動けるかが問題なんですよね。

危機感持っていても、それに対する具体策や案を持って提示する人と、危機感だけ持っていて、上（社長・取締役）の批判しかしない人では、どれだけの差が出るのでしょうね。

また前者が多い会社と後者が多い会社、どれくらい世間に臨機応変に対応できるのでしょう。

ちなみに今のバイト先、ハッキリ言って流通経路の簡素＆スピードアップが一番の課題だと思います。
何せ発注してから２週間経たないと商品が入って来ないって何だよ？
せめて５日でしょ？

幾ら倉庫が多いと言って、取り扱い点数が多いと言っても、幾らなんでも酷すぎる。

掛けないといけないお金はケチらずに、さっさと取り組むべきだと思うな。
そもそも在庫を持たない、と言うのはここ１０年くらいの小売業の流れだしね。

でもそれだけ発注から入荷に掛っていたら、その間のことも考えて、多めに発注し、さらに混乱が増す、という悪循環に入っている気がするねぇ。

まあ、実際にどう動くかは見物ですが、どーなるんだろうねぇ。
売り上げ伸び率が止まってから、気付くくらいだから、難しいかもね。

と、今日はそんな事を思いました。