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カテゴリ:自分を見つめる
「被害者意識は良くない」
とよく言いますけど、何でもかんでも自分が悪い、と思うのはまた違います。 例えば、 人にあることを言われて、自分は傷ついた。 というのはただの認識。 もしその言われたのが、自分が行った言動によるなら、それは自分が悪いと思うのは構わない。 または突然傷つくことを言って酷い!ゆるせない!と怒るのは当たり前のこと。 一方で、 その人のせいで、自分がこうなった。 自分が辛い思いをしたのは、全てその人のせいだ。 というのが被害者意識。 分かりますか? 責任を他者に押し付けて、自分一人が可哀想という状況にもって行くのが被害者意識です。 普通に怒るのは被害者意識じゃありません。 そこを混同している人が多いのですが。 普通に 「こうされると腹立つから、それは辞めて」 「私は嫌なんだから辞めて」 というのは被害者意識が無いから、言われた方もわりと受け入れやすいです。 もっとも偶に他人の痛みに鈍感な人は、「そんな事知らない」「それくらいで傷つく方がおかしい」とか言いますが。 おいておいて。 逆に 「傷ついたのは貴方のせいだからね!」 「貴方がこんなことしたから、私はこうなったんだからね」 等と言うと、被害者意識があるので、言われた方は「何責任転嫁してるんだよっ」って思ってしまい、受け入れにくいです。 普通に嫌なら嫌だと言えばいいだけなのです。 被害者意識に基づいて、一から十まで、相手のせいにしてはいけません。 だからと言って、被害者意識をもっちゃいけない、という訳でなく。 被害者意識で責任転嫁して十分怒ったら、それが責任転嫁である事を気付くのが大事なのでうす。 そうやっていくと、その内怒った時点で 「あ、これ被害者意識だ」 と分かるようになります。 普通に客観的に考えて、自分にそもそもの非が無い場合は被害者だったという認識はしっかりした方が良いです。 自分に非がある場合は、被害者と言うよりも自分の行ったことに対する、結果があるだけです。 ただしそれを考慮しても、あまりにも酷い場合はそのことを伝えることは悪いことではありません。 どちらの場合も『被害者意識』で全てのことを、加害者に責任転嫁して責めるのはやめましょう。 それは天と地ほどに差があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.26 20:39:26
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