上昇気流に乗って

と、言う訳で蝶々さんの御本の文庫版です。
ハードカバーは３年前に出てるんだけど、古くないですよん。



本当はもうちょっと前に発売だったらしいんだが、私が買ったのは昨日でした。

相変わらず面白いというか、力強いというか、パワーがあるというか、そんな本でした。
いわゆるメッセージ本、というか、オラクルカード的な本と言うか、なんですけど、

「ああ、うんうん、そうだよね♪　頑張ろう」

って思える辺り、やっぱり違うよな～、って思います。

方向としては、絶対にこの本の示す方に行った方が、絶対に人としても女性としてもいいな、って思う。

でもさ、その通りにまっすぐに行くには、やっぱり自分の中のドロドロや醜いものや、見たくないものをちゃんと見て、きちんと整理して昇華しないと、なかなか本当に行けない人も多いよな、って思う訳です。

私がそうなんだけどさ。

表面だけキラキラしてても、中身がドロドロや怨嗟で一杯だったら、絶対におかしな感じになると思う。
それはどれだけ綺麗に蓋をしても、にじみ出てくるものなんだよね。

そしてどんどんおかしくなって、結局それをちゃんと自分でなんとかしなくちゃいけなくなるのだけど、それさえも見ないふりしてたら、狂って行くと思う。

それでもがんばって繕っている人も多いけど、分かる人にはわかるんじゃないかな。

だからと言って、悲観したり、嘆いたりするだけじゃなくて。
そんな暇あるなら、どうすればいいかを考えてどんどんやって。
分かんなきゃ、取りあえず体当たりでぶつかってみて。

それらを全部肥やしにして、きれいに咲くことが大事なんじゃないかなぁ。

って思った。

あら、これって渋井真帆先生が言っていたことに近いよな。

おいておいて。

取りあえず凹んで、どっか足がかりが欲しい人にもお勧めかも、です。
ま、どっちにしても上がるのは自分の力だけどね。