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2011.05.10
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カテゴリ:自分を見つめる
昨日、谷田さんのブログを読んで思わず泣いてしまった。
特に最後の一行に。

愛されてない、と言ったら多分語弊があると思う。
でもずっとずっと本当に愛されているか、好かれているか不安に思ってきた。

だから一時期やたらめったら「私のこと好き?」と聞きまくった。
機嫌が良い時は「好きだよ」って言ってくれたが、そうでないと
「あんたなんか嫌い」
「本当は欲しくなかった」
「もっと可愛い子だったらよかったのに」
等と自分を否定される事ばかり言われた。

挙句の果てには
「それ以上言ったら、本当に嫌いになって捨てるよ」
とまで言われて、それ以上聞けなくなった。

何がきっかけだったか、よく覚えてないが、ある時から私は親は私なんて本当は好きでも嫌いでもないんだ。
自分の思い通りに動く人形が欲しいだけなんだ。
私自信なんて、本当はどうでもいいのだ。
世間体やらそういったものだけで、育てているのだ。
と思うようになった。

それから親への憎しみや恨みや復讐が始まったのだと思う。
大体、高校生くらいの頃だ。


例えどんな親でも、子供は親が大好きだし、認めて欲しいし、愛されたい生きモノなんだなってそのブログを読んで思った。

たんたんさんのブログに、こんなことが載っていたので、抜粋。
「どんなだらしない親でも…子供は親を愛してくれている。
 そして、どんな親でも、子供は親を信頼している。
 もしくは信頼せざるを得ない、ということに気づいたからです。」

これって本当にそうだと思う。

例えそれが成人しても、子供は親を本当は愛しているし、愛されたいし、認められたい。
そして親を尊敬したいし、守りたいし、助けたい。

それがどれだけのエゴだとしても、だ。

欲しい時に手を差し伸べてくれず、そんな親に憎しみを抱き、同じように助けを求められても拒絶した。

なんで?
何で私に対しては、拒絶したくせに、自分がされると怒る訳?
被害者ぶる訳?
そうして自分の都合の悪い記憶を改ざんして、消し去って、独り悲劇の主人公きどりする訳?

私はあなたにとって都合の良い人形なんかじゃない。
私の態度が悪いというなら、貴方他が悪かったからに決まっているでしょ。
貴方にやられたことしか、私は貴方にしてないんだから。

そうして更に軽蔑した。

昔は憎しみと怒りでいっぱいだったが、今書きつづってみると、ただ単に哀しい泣きたい気持ちでいっぱいだ。

発熱しているせいかな?
ちょっとしたことで涙が出る。

親を悪者にしなければ、切り離して突き放さなければ、自分の心が傷つき過ぎて壊れてしまうから。
だからそうしたんだな。

でもやっぱり、「許さない!」と言っている私もまだ存在する。
それでも憎しみや怒りよりは哀しみが強い。

そうか、私はずっと哀しくて仕方なかったんだな。
認めて欲しかったんだな。

どんな自分でも居て良いんだよって「親に」言って欲しかったんだな。
甘えているとか色々意見があるだろうけど、これが正直な根っこの気持ちなんだと思う。






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Last updated  2011.05.10 20:25:57
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