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カテゴリ:自分を見つめる
昨日、谷田さんのブログを読んで思わず泣いてしまった。
特に最後の一行に。 愛されてない、と言ったら多分語弊があると思う。 でもずっとずっと本当に愛されているか、好かれているか不安に思ってきた。 だから一時期やたらめったら「私のこと好き?」と聞きまくった。 機嫌が良い時は「好きだよ」って言ってくれたが、そうでないと 「あんたなんか嫌い」 「本当は欲しくなかった」 「もっと可愛い子だったらよかったのに」 等と自分を否定される事ばかり言われた。 挙句の果てには 「それ以上言ったら、本当に嫌いになって捨てるよ」 とまで言われて、それ以上聞けなくなった。 何がきっかけだったか、よく覚えてないが、ある時から私は親は私なんて本当は好きでも嫌いでもないんだ。 自分の思い通りに動く人形が欲しいだけなんだ。 私自信なんて、本当はどうでもいいのだ。 世間体やらそういったものだけで、育てているのだ。 と思うようになった。 それから親への憎しみや恨みや復讐が始まったのだと思う。 大体、高校生くらいの頃だ。 例えどんな親でも、子供は親が大好きだし、認めて欲しいし、愛されたい生きモノなんだなってそのブログを読んで思った。 たんたんさんのブログに、こんなことが載っていたので、抜粋。 「どんなだらしない親でも…子供は親を愛してくれている。 そして、どんな親でも、子供は親を信頼している。 もしくは信頼せざるを得ない、ということに気づいたからです。」 これって本当にそうだと思う。 例えそれが成人しても、子供は親を本当は愛しているし、愛されたいし、認められたい。 そして親を尊敬したいし、守りたいし、助けたい。 それがどれだけのエゴだとしても、だ。 欲しい時に手を差し伸べてくれず、そんな親に憎しみを抱き、同じように助けを求められても拒絶した。 なんで? 何で私に対しては、拒絶したくせに、自分がされると怒る訳? 被害者ぶる訳? そうして自分の都合の悪い記憶を改ざんして、消し去って、独り悲劇の主人公きどりする訳? 私はあなたにとって都合の良い人形なんかじゃない。 私の態度が悪いというなら、貴方他が悪かったからに決まっているでしょ。 貴方にやられたことしか、私は貴方にしてないんだから。 そうして更に軽蔑した。 昔は憎しみと怒りでいっぱいだったが、今書きつづってみると、ただ単に哀しい泣きたい気持ちでいっぱいだ。 発熱しているせいかな? ちょっとしたことで涙が出る。 親を悪者にしなければ、切り離して突き放さなければ、自分の心が傷つき過ぎて壊れてしまうから。 だからそうしたんだな。 でもやっぱり、「許さない!」と言っている私もまだ存在する。 それでも憎しみや怒りよりは哀しみが強い。 そうか、私はずっと哀しくて仕方なかったんだな。 認めて欲しかったんだな。 どんな自分でも居て良いんだよって「親に」言って欲しかったんだな。 甘えているとか色々意見があるだろうけど、これが正直な根っこの気持ちなんだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.10 20:25:57
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