上昇気流に乗って

久しぶりに本を購入。
店頭で見て、思わず引きつけられてしまった　笑



ハードカバーの文庫本化、だったんですね。
あとがきを見るまで知らなかった。

でもそう言えば、まだフラメンコを習っていた時、丁度深層筋の重要性を先生がおっしゃってて、同じクラスの人がこの本を買っていたなぁと思いだしました。
私のその時は、本屋でちらりと見た程度。

今回しっかり読んでみて、面白かったです。

普通に体の使い方だけじゃなくて、「腹」や「背」と言うモノの、観念と言うか、捉え方と言うか、そう言うモノが書かれてて、これがまたすごい納得したものでした。

それだけじゃなくて、陰陽についても触れていて、納得したり、また古の言葉の意味がどうだったのかを具体例をあげて書かれているので、面白かったです。

ちなみにここで重要視されているのが、大腰筋という筋肉。
以前はこれがどうもよく分からなかったけど、想像力が鍛えられたのか（笑）体の中でどうあるのかイメージが出来るようになってました。

後ロルフィングと言うワークに関しても書かれていて、なかなか興味深かったです。

一番私にとって収穫だったのは「正しい腹式呼吸」の方法が書かれていたことですね。
これ読んだら、自分の思っていた腹式呼吸と違っていて、ちょっとびっくりでした。

岩茶屋さんで深い腹式呼吸を言われても、イマイチピンと来なかったのだが、このやり方をやってみたら、確かに体の隅々までエネルギーが行きわたる感じがして、不思議な感じでした。

そりゃ微妙にやり方が違っていたら、駄目で感じないよね。

呼吸法ですが、興味がわいてロルフィングを調べたところ、名古屋のロルファーの方のＨＰに行きつきまして。
そこにまたなかなか興味深い事が書かれてました。

ヨガとピラティスでは呼吸法が違うので、どれが正しいか聞かれる事があるそうです。
どれが正しいのか探すのではなくて、どの呼吸法も必要に応じて出来るようになる体を作る方が大事、と言う話でした。

これって何でもそうかもしれない。
私たちは何でも「一番正しいもの」を探してそれをするように、インプリティングされているけど、世の中には正しいものは一つとは限らないんですよね。

いや、これ、本当にお勧めです。

その他色々と勉強になる事がありました。


そう言えば、最近また再び「小悪魔流。」を読み返している私。
前半はただのブログだが、後半になればなるほどメッセージ性が強くなっている。
そのメッセージで蝶々さんの言っている事と「人格統合」が奥底で繋がっているのを察してしまった。
結局『真理』を知ってるかどうかって、すごい大事だと思う。
正表現方法が違うけどね。