上昇気流に乗って

今日は晴れたので思い切って着物で、豊田市美術館まで行って参りました～。
っていっても、やっぱり慣れてないから、着付けに３０分以上かかる私　orz
帯の柄出しがねぇ、難しくてねぇ。
何故かいつも通りやったのに裏になるし……。
でも着れたｗｗ

蒸し暑かったので、着付けの時にメッチャ汗をかき、ハンドタオル一枚べたべたになった……。
汗っかきは困ります。

で、初めての豊田市美術館ｗ
豊田市駅に着いたのが、既に１２時半ぐらい。
家を出たのが、１１時過ぎだから１時間ちょっとです。
遠い。

まずスタバでサンドイッチを食べてから、美術館へ向かいます。
ここって小高い山の上にあったんですね。
登りが辛かった、暑くて。

平日なのにそれなりの人出でした。
これで土日だったらどーなんだろうねぇ。

フェルメールが２点ほどしかなくて、なんかちょっと拍子抜け。
でもそれ以外の絵画もすごく良かったです。

ただ毎回思うのだが、この時代の絵画ってかなり色がくすんできているので、実際にこの汚れとかを取ったら、もっと色彩がハッキリしているじゃないだろうかって感じる。

前にテレビでモナ・リザの本来の色彩をＣＰ解析して、再現したのがあったのだが、あれも結構色彩がハッキリしていて、イメージが全然違っていたからね。

ちなみに、特にこれって言う程、好きだなぁって思うのがあまりなかった。
「地理学者」はやっぱり良いなぁって思ったけど。
レンブラントが描いた肖像画が１点あって、やっぱりなんか違っていた。
何だろうな、あれ。

そう言えば、狩猟された動物の「静物画」と言うのがあって、確かに動かんから静物なのだろうけど、なんかちょっとビミョーな気がした。
市民の富裕層が好んだって、言われてもなぁ。
確かに狩猟は貴族のステータスだったけど。

そんな感じだったので、ミュージアムショップはスルーしました。

その後常設企画展の「松井紫朗展」へ。
作品名を忘れたが、最初に入ったブルーの空間が結構すごかった。
水色の布（だと思う）を丸く縫い合わせたもので、靴を脱いではいるのですが。
なんとも言えないものがありましたね。
まるで水の流れの中にいるような、不思議な感覚。

その部屋を出て、今度はそれを外から俯瞰して眺めるって言う、なんかすごい感じのものだった。
調べたら、バルーンを使ったインスタレーションらしい。

その他のアクリルラバーを使った作品とか、なかなか面白かった。
現代美術はよく分からん、って思っていたが、この人の作品は結構好きだなぁ。
面白いし楽しいし、何か知らないがぞくぞくとするものがある。
単純にすごいって思わせるものを持っている人って、少ないのかな？

とにかく面白かったです。
フェルメールを見に行ったら、こちらも是非♪

他の常設展はあまりぱっとしない感じ（私的に）

あ、でもエッシャーのリトグラフが３点と、マグリットとクリムトがひっそりと展示されていたのには驚いた。

エッシャーは一番有名どころなのでともかく、マグリットとクリムトはお勧めｗ
でも何時も展示されてるとは、限らんが。
本当はダリの絵もあるらしい。
見たかった……。

そして高橋節郎館も見たのですが、こちらは好き嫌いあるかもな。
まあ、漆を使った蒔絵作品は綺麗だけど、って感じ（私的には）。
もっともハープが展示されていて、これ演奏出来たら良いなぁっては思った。

その後童子苑という茶室へ行って、抹茶を一服してきましたｗ

それから帰ってきました、が。
暑い。

やっぱり３０度近くなると、単衣じゃ暑いっす。
絽や紗で良いなぁ。
でも美術館内は快適でした。
それだけ空調が利いているってことで、洋服で行ったら冷えたかも。

そして帰りに気楽座さんによって、単衣の帯を購入して帰って来たのでした。

でもいつ使うかな。