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カテゴリ:自分を見つめる
着物の企画展に行った。
色々ないい着物を見るのは楽しいし、大好き。 もちろんそれなりの金額はしてて、分割にするにしてもすごい大変なんだけど、でもそれくらいしてでも欲しいなぁと思うモノがあって。 最初諦めたんだけど、作家の先生が見かねてだいぶ安くしてくれて、思わず買ってしまったんだが。 いや、その話を聞いて、思わず泣きそうになった。 分からないけど、でもやっぱりすごい泣きたくなった。 泣けなかったけど。 それくらい嬉しかったんだと思う。 同時にでも、やっぱり、リラのスクールに行きたいって言う割に、着物にお金をかける私って何だろう、って言う自責の念もあって。 その辺りでいつも悩むというか途方に暮れる。 両方やりたいためにどうしたらお金を稼げるかと、考える一方で、これ以上残業などして体を壊すことに対して怖さとか、あまり一生けん目にに働きたくない、って考える部分もあって、全然どうしようもなくあっちこっちブレまくる。 やりたい事のためにお金をためる。 それはごく普通のことで、その為に工夫してためるように気をつける。 どうしても欲しいモノのを手に入れるためにも、お金をためたり、一生懸命に働く、と言うのも当たり前のことで。 何故かこの二つがうまく両立しなくて、両立させたら駄目だ、みたいなものが何処かにあって。 出来る訳ない。 そう言う声が何処かから聞える。 格好いいことばかり言って、どうせ出来ないくせに。 やってみるなんて言ってもどうせ途中で駄目になるくせに。 ほら、結局駄目になるでしょ。 どうせ出来ないんだからやるだけ無駄なんだから、辞めなさい。 そう言われて続けたことがよみがえっている感じがする。 一生懸命に反発したくて、でも上手く動け無くて、結局その親の言う通りになっていく。 それが嫌で嫌悪してさらに自分が嫌いになっての繰り返しで。 何も切り開けず、何も出来ず、ただ親の言うがままの通りになっていく自分が嫌いで嫌いで、早くそんな自分なんて居なくなればいいと思っていた。 嫌で嫌ででもそこから抜け出せず、抜け出す方法も分からず、ただ現状に浸って束縛されて、何処にも動けずただ「居た」だけだった。 生きてもいず死にもせず、それだけでは苦しいから、物語の世界に逃避して目の前の楽しいことに没頭して、その間は苦しいことから抜け出せたからそうして。 くるしい、苦しい、苦しい、苦しい。 考えるから、現状をちゃんと見るから苦しくなる。 だったらそこから目を逸らせばいい、そこから他のところを見続ければいい、自分の都合のいい理由を信じ続ければいい。 でも結局何も変わらず何も出来ず、ただただ今のままあるだけ。 どうしても動けなく固まる。 ただそこにいる。 それがどんなに自分にとって愛情が無い事なのか、とか言われても駄目。 そんな説教とか真っ当な言葉なんて、何の意味もない。 ただ動けない。 どうせやっても駄目、どうせ何も出来ない。 そんな言葉に囚われて動けなくなる。 それに逆らっても結局そこに引きずり戻される。 覚悟を決める。 そうすれば事態が動く。 言われてもそれが分からない。 直ぐにそれが見えないとやっぱり駄目んなんだ、嘘なんだって思ってしまう。 そうしてまた引きこもる。 そんな感じの事がグルグルしている。 今はともかく吐き出すしかない。 スクール行きたいならそれに集中して、ほかの好きなものを諦めなくちゃいけない。 その信念が出てくるの原因の一つが個々にあるかもしれないが、ほかにあるかもしれない。 何か本末転倒な感じもする。 好きなものもやりつつスクールを目指す、が何故自分の中で許せないのか、ありえないのか。 これは駄目こうじゃなきゃいけない、って誰に刷り込まれたのか。 ここんところが崩れ無くて、今は苦しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.05 21:25:15
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