上昇気流に乗って

……だけだと思う。

面と向き合えなくて何処か上滑りするのも、課題さえも。

ちゃんと向き合わないとダメ、と言うのは頭では分かっている。
けど分かって無いからどこかで逃げる。
逃避にもっていかれても、戻って来られず、そのままでいる。

逃げ続けたい。
無かった事にしたい。
表面だけ笑って、何事も無かったかのようにしたい。

人と交わりたくない。
一人でいる方が楽だから、籠っていたい。

そう言うのが確実に居る。

いる、けど、でも本当に？というと、泣きそうな辛い顔になる。

違うって言いたい、けど怖い。

いやだ、逃げたい。
でも本当はそれじゃダメだってわかってる。
でも一人で立ち向かえない。

いや、陽ちゃん、それあんた根本的にも間違ってる。
一人じゃないでしょ。
今までは一人だったかもしれないけど、でも今は一人じゃないでしょ。

ほかの人格達が信頼できない、主人格なんて当てにならない、そう思っているかもしれないし、実際にそうだった。

もう一人じゃない、って分かってるよね。
もしほかの人格達を信じられないなら、貴方の信じられる人にちゃんとＳＯＳを出そう。

誰なら信じられる？
信じられる人にどうして欲しい？

信じ、られないかもしれない、けど、でも、側にいて欲しい。
何かする時にただ側にいて欲しい。
何もしてくれなくても良い、ただ側で大丈夫だよ、って言って欲しい。

それがあれば、向き合える？

出来る、と思う。
がんばりたいと思う。

本当に？

本当に。
本当は逃げるの嫌だから、でも怖いのと方法が分からなくて、逃げるしか分からなかったから。
逃げる、以外の方法が本当にあるなら、知りたいしやってみたいから。

辛くても？

辛いのは嫌だ。
でも誰かが居てくれるならがんばりたい。

なら、主人格かハイヤーセルフがいるってのはどうだ？
それでもだめなら、その時は逃げても良い。
逃げては駄目、ってのはないから、まずはやってみる？
逃げるたびにまた逃げたって、ウジウジしなくても良いから。

分かった。


途中から陽ちゃんと会話。

ともかく出来る範囲で逃げない、をやってみる。
逃げる事を自責し続けるより、逃げなかったことを数えてみる。

お手紙ワークも、それなりにやってみたい。

本当に匍匐前進よりも進まないけど、じりじりと進みたい。