上昇気流に乗って

ふと気付いたけど、面倒なこと、嫌だと思うことに眼を逸らす癖がある。
殆ど無意識に、「嫌だな」と思った時に、それを意識から追い出して、無かった事にする。

元からあるけど、今日気付いたのは、自力でなんとかできないことに対して、よくやっている事に対して。

目の前の自分がなんとかしなくちゃ意味がない、行けないことに対しては、ちゃんと意識が出来るように、少しづつなっている。
無意識の抹殺をしてる分に関しては、未だ分からないが。

そうではなく、国としての問題とか、社会の暗部に対するものへとか。

逃げる。
見たくない知りたくない、そんな所に目をやって怒っていても何も変わらない、気持ちが重くなるだけ、どうせすぐに自分の目の前の辺りには関係ない。

そんな感じの意識の働きがある。

「自分の在り方が社会に反映する」と言うのであれば、確実に自分は都合の悪いものから目を逸らす、方に加担している。

なぜそうなるか、をほじくり返してみると、
「知っても何も出来ない、絶望するだけ、それなら知らない方が良い」
と言うのが出てきた。

辛いことで直接関係ないことは、本当に関わりたくない。
閉じこもる意識を感じる。

ここで幾つかの正論とか、頭の中の理論や理屈は出てくる。
けど、それを書いても仕方がないな、と思う。
先に進まない。

それだとただ単に反省して前向きになっているふりをしているだけになる。

本当にそうかな。
それで良いかな？

それを問い続ける。
気持ちの変化があるまで。

無理な前向き、先繋がる、書いても仕方がない。
経験上歪んで結局無理やぼろが出て、駄目になる。
今私はそれに行けない。

それを受け入れる。