くるくるうずまき

今日夕方TVのニュースの特集で車いすの女の子とお母さんの
ドキュメンタリーをやっていた。

私は、ごはんの支度をしながら見ていた。

優君はめずらしく食いついてTVを見ていた。

女の子は生まれたときは元気で、お母さんも障碍には何も気づかず
首の座りが悪くて病院に行ったら、出産の時へその緒が巻き付き
脳に？かな（その辺は用事しもって見ていたので・・・）障碍ができたらしく
車いす生活に
お母さんは、女の子が４歳に離婚したらしい。

優君「何でこの子のお母さん離婚したの？」
私「さぁ？」
妹ちゃん「お父さんは、この子が車いすになっちゃたからイヤだって逃げちゃったんちゃう？」

私「！！！何で？そんな事言うの？TVで言ってた？」
妹ちゃん「ちがう、Kちゃんのお父さんそうやねんて、Mちゃんが言ってた」


Kちゃんは妹ちゃんの幼稚園にいる車いすの男の子年長になり転園してきた。
噂ではお父さんがいないらしい。
隣のクラスだし話す機会もない。
でも、なぜMちゃんがそんな事知ってるの？
あっ！そうか、Mちゃんのママは園の情報屋とうほどおしゃべり
きっと、お母さん同士話しているのを子供が聞いて、
その子供が、お友達とかに話しているのか？
恐るべし・・・

と会話の中で瞬時に思った私・・・

優君「オレ、もし、障害者の子で、いいで、」
母「？？障害者の子？（もしや自分の事？いや違うなこのニュアンスは）」

優君「う～んとな・・・もし、結婚して障害者の子が出来てもオレは逃げない
　　　人生色々あるさって思うし、一緒に暮らして育てていけるで」

私はその言葉にのどが詰まり、涙腺がユルユルと・・・

優君の２歳から４歳ぐらいの時期、一番つらかった時期、
優君は障碍者なのか、なんで、みんなと違うのかと、お医者さん
から障害名を言われて、手がふるえた時のこととか走馬燈のように・・・

そんな思い優君にしてもらいたくないは正直な思い・・・

そんな優君がこんな事言うなんて、思いもしなかった。
成長したのかな？
それとも、一時的の感情？
すぐ、忘れてしまうのかな？でもいいや
一瞬でもそんな風に思えたのでも


「人生色々あるさっ！」この前も優君友達の前で言ってたな

友達３．４人でウチで宿題していたとき
Y君「優君、塾行ってるくせに、塾行ってないオレより、計算遅いな～」
優君「いいの、いいの、遅くっても、人生色々あるさっ！」


「人生色々あるさっ！」優君の前向きの呪文かな？