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2006.02.11
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カテゴリ:亜爾然丁にて
こんにちは。チキンハート管理人のルパンです。

さてさて、連日に及ぶお遊びもまだまだおわりません。今日は、M氏とR君とともに、広大な大自然を楽しみに行こうというプランが立っていました。その昔、アルゼンチンで大富豪だった人がエスタンシアという場所に広大な土地を購入し、その人が亡くなった後、一般人に公開したのがこのエスタンシアツアーの始りなんだそうです。


このエスタンシアツアーは、観光客向けのもので、僕らもそのツアーに参加した形ですね。最初にタクシーに乗って、集合場所であるホテルに行き、そこからシャトルバスで移動です。そういえば、アルゼンチンの町並みについて、一つも書いていないので、ここでちょっと紹介すると、正直アルゼンチンの町並みにはビックリしましたね。このブエノスアイレスは、昔欧州から流れてきた大富豪たちが思いっきり贅沢に作った家が数多く並んでいます。一つ一つの建物に芸術品と同じような彫刻が施されているので、町をタクシーで流すだけでも結構楽しいです。南米って、あまり綺麗なイメージでは無かったのですが、僕が主に活動していた中心街は、非常に綺麗なところでしたよ。さすが、南米のパリと呼ばれるだけのことはありますね。


僕らのシャトルバスでエスタンシアツアーに参加した人は、みんなアルゼンチンに旅行しに来た人たちのようで、僕らを含めて10人くらいでしょうか。他の場所から来る人を含めると、その日だけで、30人くらい来てましたね。出発は、9:30で、僕らが居るホテルから、高速道路で約2時間程のところにあります。


途中で、パーキングにより、軽く軽食をとりました。このエスタンシアツアーの目的は、言うまでも無く肉。広大大自然で、炭火でじっくり焼いた肉を鱈腹食ってやる!と思ったので、すごい腹が減っていたんですが、ここで誘惑に負けてしまっては、後で後悔してしまうと思い、珈琲とスナックを少し食べるだけで止めておきました。そうそう、こっちで珈琲を注文すると、エスプレッソが出てきます。しかも、味も美味く香りも良い。南米というと僕はサッカーと珈琲ってイメージだったので、流石だなーと思いました。あと、このとき注文したスナックがドルセドレチェといわれる、練乳とキャラメルを併せた甘いスナックでした。珈琲と一緒に食べる分には良いですが、これ単品はちょっとつらいかな。


パーキングでは、15分間の休憩だったのですが、腹も減ってるし、暇だったので、R君とM氏と一緒に森進一対決をして遊びました。M氏とR氏曰く、僕はその顔が「できない側の人間」なんだそうです。つーか、できようができまいが、今後の人生になんら影響を与えないのは分かっているんですが、「できない側」って言うのが僕に火をつけて、休憩が終わってバスに乗り込んだ後も、一人で森進一の顔連をやってました。調度、自分では良い感じでできたと思った瞬間に、バスガイドと目が合い、かなりビックリした顔をされ、何とも言えない切ない気持ちになりましたが、かなり良い感じだったので、そのバスガイドには「できる側の人間」に見られたと思います。


一直線に伸びた道路を只管まっすぐ進むこと2時間。漸くエスタンシアに到着です。そこには、なんというか、アルプスの少女ハイジにでてくるようなどこまでも続く草原に、池とアヒル、馬小屋、プールに、レンガ作りの赤い屋根の家が3つほど。その家の間で、でっかい肉が串に刺さって焼かれている。もー、最高ですよ。こんな景色漫画でしか見たこと無いもん。


到着の挨拶とともに、金髪の女の子がエンパナーダ(パイ皮に肉が詰まって揚げたもの)を手渡し。それを食べながら小さな小屋の中に入り、そこで水、コーラ、ソフトサラミを食べました。このソフトサラミの美味いこと美味いこと。アルゼンチンにもし行くことがあったら、ソフトサラミを是非お土産に買っていってあげてください。っていうくらい、美味かった。


あまりにも広大な大地は、時間を忘れさせてくれますね。ほんと、ただ草原に寝そべっているだけでもかなり満足です。到着したのが11:30過ぎで、取りあえず、肉が焼けるまでの2時間ほど自由に過ごしてよいとのことなので、まず馬に乗りました。肉を焼いている小屋から、5分くらい草原を歩くと馬小屋に7頭ほど馬が居ました。前に馬に乗っていた人が帰ってくると、早速僕らの出番です。


約15分ほどの道のりを馬でテクテクと歩いていたのですが、R君の馬がまたアホっぽいんですよ。何か、馬の顔が。そんでR君が乗ると、その馬鹿馬は大分ご機嫌斜めで、短い尻尾をプリプリさせながら、後ろ足をバタバタさせていました。R君は、馬鹿っぽい馬にも馬鹿にされる性格のようです。なーむー。


さて、乗馬が終わると、残りはプールしかないですよね。でも、M氏と僕は水着が無いので入れません。まー、残念だけど、しょうがない。気分だけでも味わおうと、ジーンズを膝上まで捲くり上げ、足をプールに入れます。「冷たくて、きもちえぇのぅ」。

M「あー、気持ち良い」
ル「まじ、気持ち良い」
M「ってかさ、中に入りたくね?」
ル「水着無いから、フルチンだよね」
M「パンツでよくね?」
ル「パンツで良いね!」
M「バモス!(行くぜ!)」
ル「OK!ひゃっほー!」

こんなアホな会話が終わると同時に、僕とM氏は、ジーンズを脱いでパンツでダイブ!R君は事前に用意していた水着でダイブ!パンツ組みは、ダイブの反動で半分パンツが脱げ気味になりながら必死にそれを直す。いやー、何年ぶりかに入ったプールは最高でした。あまりの開放感に、パンツも要らないんじゃないかと思いましたが、まだ捕まりたくなかったので、その衝動を必死に抑えました。


そして、ノーパン+ジーンズで昼食へバモス!このときもし、社会の窓が開いていたら結構大変なことになっていましたね。50人ほど入れるレンガ造りの部屋に案内され、踊りを見ながら、朝から焼いていた最高の肉を食べました。ここでの肉は、まさに5感に訴える食事でしたね。雰囲気で既に美味しかったですが、もちろん牛肉自体も相当美味しかったです。


昼食が終わったのが、14:00頃で、16:00までは自由時間。パンツは、この2時間あれば十分乾くので、適当に日が当たる場所に干していたのですが、どうしても、どうしてもプールにまた入りたい。結局、何をするかといえば、パンツでプールにダイプ!雲ひとつ無い真夏の青空の下、パンツ一丁のおっちゃん2人がプールにプカプカ浮いている光景は、相当滑稽だったと思います。


R君は、プールに入らず持参してきたサッカーボールでボールと戯れていました。流石プロなだけあって、リフティングとか、ボールさばきはめちゃくちゃ上手かったですね。


帰りのバスは、はしゃいだ分どっと疲れがでてきて、みんなかなり眠そうでした。バスの中でも、あり得ないのがR君で、僕にビリヤードのことを色々聞くんですよ。どうすれば上手くなれるんだとか、いつもどこで練習するんだとか。その質問自体は、全然OKなんですが、質問するだけしておいて回答聞く前に寝ちゃってましたからね。ほんと、大自然を見て、僕の心が寛大になっていなかったら、ここで傷害事件がおきていましたよ。笑


ここまで遊んでも、夜遊びはまた別。友達4人を連れて、ブエノスアイレスから40分ほど離れた場所に、日本人シェフが料理長をやっているお店があるということなので、そこで夕飯をとり、夜中まで飲んでました。

99.jpg

I LOVE プロレス☆ 
byエスタンシア with MUTO


※ルパン(手前)左手にパンツ(28歳)
  白Tシャツ R君
  M氏 右手にパンツ(31歳)

ちなみに写真を撮ってくださいとお願いした外人は、このポーズを見て相当呆れてた。日本人の恥でどうもスミマセン☆


次回予告。アルゼンチンの旅~5日目:M氏はチキン(ビリヤード)





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Last updated  2006.02.11 13:04:19
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