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三陸海岸大津波 (文春文庫) 記録文学の大家である吉村昭の『三陸海岸大津波』を読んだよ。 明治29年、昭和8年、チリ地震と三陸海岸を襲った津波について。 膨大な資料と綿密なフィールドワーク、生存者へのインタビュー。 読んでて本当に鳥肌が立つ内容だった。 生存者が語る「のっこ、のっことやって来た」という表現。 津波の底知れぬ恐ろしさを感じたね。 あの地域に原発を建設したのは間違いだったとつくづくわかる。 そして東北の復興は津波被害者を出さないための新しい都市計画が絶対に必要。 今、ゼミの仲間で回し読みしてるけど、みんな呆然としてたよ。 もし吉村昭がまだ生きていたら今回の震災をどう思うだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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