伊勢神道
このブログでも度々登場している伊勢神宮に先週、行ってきました。ボランティアガイドをなされている山本さんととても感じのいいボランティアガイドの女性宮本さんと一緒に陰陽道について少々お話させていただきました。陰陽道とは、古代中国より受け継がれている思想の地球にあるエネルギーは、陰と陽に分けることができ対極をなすが表裏一体で存在するとされる陰陽説と宇宙のエネルギーは、五つのエネルギー(五行「木、火、土、金、水)」に分類する事ができ、すべては循環するとされる五行説の二つの思想が、やがて結びつき後に陰陽五行説となった考え方を用いて天文・暦法・占術などの学問的なものから思想と呪術・祭祀に至るまでを包括し日本で体系づけられたものを指します。伊勢には、古くから太一信仰(伊勢神道)があります。太一信仰とは、中国の陰陽五行思想から名づけられ、中心に北極星を置き、これを太一(天照大神)とし宇宙全体を著したものです。山本さんの説明によると、伊勢神宮の鳥居の柱の傾斜は、中心から半分、内側に入るように設計されていて、それは、北極星を意味していると云われていると説明してくださいました。神宮の博物館である神宮微古館に展示されている品々を見ても陰陽道、太一信仰を連想させるものがたくさんあります。内宮(皇大神宮)第一の別宮である荒祭宮にもよーく見ないとわかりませんが、確かに太一と書かれたところがあります。 よく見ないとわかりませんが、「大一」と書かれています。遷宮前は、「太一」と書かれていた時もあったそうです。肉眼でも光の加減で、見える位置と見えない位置がありました。私もこの宮には、特別強いエネルギーを感じるのでいつもかなりデコが痛いです。(笑)といってもとても良質なエネルギーなので、身体が浄化され清らかな心地ですのでいい事なのですが・・・いつも足がブルブル震えて、電気が走ったようになってしまうので、ちょっと歩行困難です。山本さんと伊勢を歩いていると・・・いろいろな方が挨拶されています。。。さすが・・・伊勢の事なら何でも知っている山本さん。その山本さんが、今日は教えてもらっていますのや・・・なんてみなさんに言っているので・・みんな不思議そーな顔をして私を見ます。ちょっと恐縮しながら神宮内を回っていました。(汗)その後、浅間山を案内してもらいました。いいお弟子さんができた!と宮本さんを見てニコニコしている山本さん。私ができる事はあまり多くはありませんが、何かお手伝いできたら・・・と私もなんだか、ほのぼのとうれしくなりました。次回は、式年遷宮と三元九運について書いてみたいと思います。