熱田神宮のその4
熱田神宮のその3 のつづきです。神楽殿です。とっても綺麗になりました。御本宮です。御本宮もきれになりました。木のとても良い香りがします。とても清清しくも凛としたエネルギーです。ご本殿は、神明造(しんめいづくり)・銅板葺(どうばんぶき)。現在のような神明造に改められたのは、明治26年から。本来は、尾張造という特殊な様式だったそう。最も高く千木(ちぎ)・勝男木(かつおぎ)の見える社殿が「本殿」。拝殿から順に「外玉垣」「内玉垣」「瑞垣」(みずがき)の垣があり、垣の各南正面には御門があります。規模は、伊勢神宮と同様となります。かなり大きいです。ご祭神・熱田大神(あつたのおおかみ)草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御零代(みたましろ)とした天照大御神(あまてらすおおみかみ)のことです。相殿神(あいどののかみ)ご相殿神は、草薙神剣との縁の深い神々で五神さまとも呼ばれるそうです。・天照大神(あまてらすおおみかみ) ・素盞嗚尊(すさのおのみこと)・日本武尊(やまとたけるのみこと)・宮簀媛命(みやすひめのみこと) ・建稻種命(たけいなだだねのみこと)由緒今からおよそ1900年前、三種の神器の1つ「草薙神剣」の後鎮座によりはじまります。御父十二代景行天皇からの御信任をうけた日本武尊は、御東征の後、尾張国造の御女宮簀媛命をお妃に迎えられ草薙神剣をこの地のとどめたままおなくなりになります。後に宮簀媛命は、神剣を熱田の地に奉斉されました。伊勢神宮に次ぐ格式をもち、・延喜式名神大社(上記の延喜式に記載された3,132座のうち創建年代も古く由緒も正しい全国306座をいう。)・勅祭社(例祭に天皇陛下のお使い(勅使)が派遣され、奉幣(陛下からのお供)がなされる神社。)となります。現在熱田神宮は、創祀千九百年記念造営が行われています。2009年10月10日に本殿遷座。本殿遷座祭19:0010月11~18日までは、神楽、太鼓、流鏑馬、稚児行列などさまざまな奉祝行事が行われます。さて『三種の神器』とは1、八咫鏡(やたのかがみ)2、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)3、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)=天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)となり現在、八咫鏡は、伊勢神宮の皇大神宮、八尺瓊勾玉は皇居に祀られているとされています。このつづきはまた次回に。